2007年 3 月 早春の自然と遊ぶ


早春の自然と遊ぶ

〜食べられるもの探しと豚汁、鉛筆のおみやげ作り〜

 

生活共同組合コープしずおか・NPO富士山ネイチャークラブ協働事業

3月10日(土)富士市丸火自然公園にて

テーマ “早春ならではの自然を見つけ、自然を味わい、創作し、楽しむ”

     “働くものは食べられる” 

 

 

まだ春浅い雑木林では、落ち葉にさんさんと日差しが注ぎます。参加は島田から伊豆の国市まで静岡県の広範囲のご家族です。小学生や2歳のお子さん、双子の赤ちゃんも来てくれて嬉しくなってしまいます。

日程説明や、顔あわせをしたら、さっそく自然かんさつに出かけます。

  

  

 

観察だけではなくお昼の豚汁の具となる野草を探してこなくてはなりません。

「え〜?食べられる野草が本当にあるの?何が食べられるの?」・・不安になりますよね。

ありました、ありました。オオバコとスミレ。日頃これほどオオバコが、熱い視線を注がれることがありましょうか?オオバコやスミレの葉を摘み取るときの皆さんの顔。

「よかった、これで具無し豚汁にならなくて済む!」という安堵感でしょうか。収穫の喜びでしょうか。なんとも嬉しそうです。タンポポやハルジオンも見つけました。

   

 

ずいぶん野草が採れたところで炊事棟へ戻ります。炊事棟でも働かなくてはなりません。

薪集め・火起こし・焚き火、野草の下ごしらえや野菜切り。準備が出来たら煮ている間にお散歩です。

キクラゲも見つけました。落ちていたメジロの巣のお話から、社会問題へと話も膨らみます。

   

 

豚汁の出来上がりです。皆でたくさん働きましたね。暖かな日差しを浴びて昼食タイムです。

皆で採取した野草やキノコ(キクラゲ)も食卓に上る。春の自然の恵みをいただきました。

 

 

食後は鉛筆のおみやげ作りです。それぞれが工夫をこらします。出来上がったら展覧会です。模様削り

をしたもの、名前を入れたもの、予想を超えた個性が光ります。

 

楽しい1日はあっという間に過ぎて行きます。野草探しは大変でしたか?鉛筆作りは難しかったですか?

みんなで作った豚汁はとてもおいしかったですね。 近くの方も遠くの方もよく来て下さいました。スタッフにとっても楽しい思い出となりました。

 

またのご参加を心よりお待ちしております。ありがとうございました。

そして、このような日をご提案下さったコープしずおかさんに改めて深く感謝申し上げます。

 



イベント報告

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