2007年 6 月 蕎麦うち


6月30日(土)に山中湖花の都公園との共催で実施しました「蕎麦の粉挽きと蕎麦打ち体験」についてご報告いたします。
 
花の都公園がある山中湖村は火山質の土壌や気候に合う作物として古くから「蕎麦」が作られてきた。この古くからの食文化を体験する企画として「蕎麦の粉挽きと蕎麦打ち体験」イベントを花の都と共催する形で開催した。今回は、山中湖花の都で栽培した地元の蕎麦の実を使い、昔からの製法である「石臼」で挽き、ふるいをかけ、手で練り、手でのばし、手で刻み、茹でる・・・・など、昔ながらの手作りの蕎麦打ち体験を
行った。(蕎麦粉は時間の関係で市販の物と混ぜて使いました。)
蕎麦は非常にデリケートな食材で、同じ産地でもその年の天候などによって、伸び、腰の強さなどが微妙に変化する。蕎麦粉と割粉の配合が同じでも出来はその都度変化する。今回2:8蕎麦と4:6蕎麦を体験したが、初心者には2:8蕎麦は思うような長さに仕上がらず、蕎麦ならではの作り方の難しさも体験した。
 
まずは、石臼でそばの実を挽いていく、その粉をふるいにかけて蕎麦粉を集める。
石臼はとても合理的に出来ておりその構造を考えた先人たちの知恵を実感する。
 
 
粉を挽いたら割粉とよく混ぜて水を施し、こねていく。ここは手際よく、かつしっかり練りこむことが腰のある蕎麦を作るコツとなる。
そして、いよいよ「のし板」「のし棒」を使って均一な厚さにのばしていく。
 
 
刻んだ蕎麦を沸騰したお湯で茹で上げ、しっかり水洗い。ようやく蕎麦の出来上がりです。
それぞれの皆さんが、自分で作った蕎麦を味わって頂きました。
 
 
参加者の皆様には蕎麦の美味しさの最大の秘訣である「挽きたて、打ちたて、茹でたて」 で感動の食体験をお楽しみいただけたと思っています。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。


イベント報告

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