2007年 9 月 富士山パノラマハイク
9月24日(月、振替休日)実施
集合の朝、富士山は雲に隠れている。これから目指す稜線も低い雲がかかっている。景色を楽しむハイキングになるのだろうか? ガスが晴れて欲しいと願いつつの出発となりました。
参加者の自己紹介ではひそかにキノコを楽しみにしてこられた方もいる。
出発し山裾の森の中へと入っていくと、あちらこちらにキノコが出ている。皆の目が自ずとキノコを探すようになる。
1時間30分かかって稜線にたどり着く。そこへ行くまでにすでにタマゴタケだのがしっかりと発見されている。
稜線上はアップダウンがあるものの、群生したり菌輪(きんりん)を描くキノコ、巨大なアカヤマドリやテングタケ科のキノコ(シロタマゴテングタケやツルタケダマシ?)などで、これは何?あれは何?と前に進めない。
すっかりキノコ観察会モードである。
今日の目的地パノラマ台からの景色は残念ながら雲の中。
遅めの昼食をとりながら、富士山の出現を期待するが・・・・・。雲の切れ間から瞬間に見える精進湖や御坂山塊の山並みに声をあげる。
さあ下山というときに、幻のように現れた富士山には感動させられた。さすが富士山、演出上手である。
下山路は大きなブナの森歩き。森の緑を楽しみつつ地面のチェックも怠らない。淡い紅色とレモン色のアカジコウには、あまりの美しさにカメラマンが殺到。真っ赤なタマゴタケも鮮やかだ。
そんなこんなでゆったり歩く。皆さん時間を忘れて発見の喜びに浸っておられる様子。
下山道の見晴台では、ハッキリと「富士」が望めました。
無事下山しキノコ談義も惜しみつつお開きとする。和気あいあいの中で、楽しく山歩きができたことが何よりでした。またお会いできるのを楽しみにしています。
(難波)