2007年 10 月 キノコ観察会
実り多き秋、当NPOの恒例のイベントとなっています「キノコ観察会」が10月21日、24日の二日間に渡って行われました。このイベントには毎年、沢山の皆様からお申し込みを頂いており、今回も「満員御礼」となる盛況ぶりでした。大変ありがとうございました。当日の模様をリポートします。◆10月21日(日) 第1回絶好の天候に恵まれて、気持ちの良い朝となりました。参加される皆様は思い思いの身支度で気分が盛り上がる。まず、スタッフから今日観察できそうな「キノコ」たちの紹介や見分け方のポイントなどお話ししました。第1部は、森の中に入って、キノコの植生を想像しながら秋の恵みを頂く。第2部は、場所を山中湖村営キャンプ場に移して、キノコの食体験を行いました。色々な種類のキノコが、それぞれ美味しく食べられる料理法をご紹介しながら試食して頂きました。食体験の後は、皆さんが採取されたキノコの「同定会」を行いました。キノコ一つ一つの種類を確認しながら、安心して食べられるキノコを選別しました。大半をはじかれてしまった参加者もいらっしゃいましたが、来年に向けて一歩一歩前進しましょう。◆10月24日(水) 第2回2回目も快晴に恵まれて、絶好のコンデションとなりました。第1回目と、同じ場所、同じプログラムで行われましたが、キノコの量は多かったようです。最後にこの観察会(2日間)で確認されたキノコたちをご紹介します。こんなに色々な種類があったのですね。<食>アミタケ、オオギタケ、カノシタ、シロカノシタ、ニカワハリタケ、キシメジ、ハツタケ、ツエタケナラタケ、クリタケ、チャナメツムタケ、シロナメツムタケ、クロカワ、ハナイグチ、シロヌメリイグチ、ホコリタケ、ヌメリスギタケモドキ、シモフリシメジ、カヤタケ、ノボリリュウタケなど。<毒、不食、注意>アシグロタケ、カラハツタケ、チシオタケ、クサウラベニタケ、ニガクリタケ、ホテイシメジ、アシボソチチタケ(?)、ツチグリ、サクラタケ、ツチカブリ、カオリツムタケ、ヌメリイグチなど。リベンジを宣言されている人もいらっしゃいましたが来年も実施しますので、また参加下さい。初心者もベテランも一緒にに楽しめる観察会を目指しております。