2007年 10 月 青木ヶ原樹海と洞穴探検
2007年10月28日(日)風の子造形教室 様「青木ヶ原樹海と洞穴探検」のリポート風の子造形教室の皆さんには、毎年自然体験イベントをサポートさせていただいています。今回は、絶好の秋晴れの中で、富士山の北西に面する3000haの溶岩台地に広がる緑の秘境「青木ヶ原樹海」を訪ね大自然の「不思議」を体験して頂くと共に、溶岩流が作り出した「溶岩洞穴」に入洞探検しました。ご参加頂いたは人は約50名。第一部は5チームに分かれて樹海ハイクに出発しました。荒らしい溶岩台地を進んでいくと、栂、樅、檜の原生林や溶岩の流出時に形成された溶岩樹形(土管樹形、竪穴樹形など)、そして美しい緑の苔のじゅうたんなど、樹海ならではの光景が続く。「でも、一人で歩くのは勇気がいるね」というコメントも。途中、熊の生息が確認できる証拠を発見。大自然の一面を体感しました。インストラクターの説明に聞き入るメンバー、「本当に熊がいるの?」と信じられない様子でした。本栖第一風穴では、安全ロープの外側から大きな竪穴を望み込む。この穴が横に494mも延びていることを聞くとその規模の大きさに、またも「信じられない」という声が。午前中の樹海ハイクの終点が大室山の原生林広場。ここで昼食とする。昼食後のひと時は、全員参加で「富士山クイズ YES−NO」を実施。皆さんの富士山に対する知識は相当高いレベルで、15問目でようやく最後の勝者が決定しました。(上位の方にはFNCのスタッフからささやかな賞品がプレゼントされました)その後、全員集合で記念写真を撮影。午後の第2部は、いよいよ「富士風穴」の洞穴探検です。防寒衣、ヘルメット、ヘッドライトなどしっかり身支度して、ゆっくりゆっくり奥に進んでいきました。あたり一面が妄想的な溶岩壁と氷の世界に大きな歓声が上がりました。洞穴から上って、「やったね!」 という達成感と安堵感がこみ上げてくる。お疲れ様でした。風の子造形教室の皆さん、今回のイベントは如何でしたか。「樹海」を舞台に自然の偉大さを体験して頂きました。この体験が皆様にとって自然を愛する新たな意識作りのお役に立てたなら大変光栄に思います。来年もまたお会いしましょう!!