2008年 9 月 三つ峠/晩夏の花と野いちご巡り
2008年9月6日(土)に実施しました、当NPO主催イベント「三つ峠/晩夏の花と野いちご巡り」の模様をご報告いたします。予報では雨だったのに、晩夏の日差しの中、11名の参加者の方にお集まりいただきました。3名のスタッフといざ出発。登りはじめて最初に出迎えてくれたのはテンニンソウやシロヨメナの煙るような白い花々と、イヌヤマハッカ(名前が可哀想!とっても綺麗なのに)やレイジンソウの匂いたつような薄紫の花々。「テンニンソウは花びらが無くてオシベとメシベだけなんですよー。でもどこに蜜があるのかアサギマダラ大好きな花なんですよ」とsayaさん。言ったそばから2羽のアサギマダラヒーラヒラ!道案内人のように花から花へ。蝶と一緒にゆっくり登っていく。ヤマホタルブクロ、ツルニンジンソウ、タマアジサイなどの薄ピンクや薄紫の花々が次々と現われる。さらに登っていくと、花々が絶えることなく次々と出迎えてくれました。出会えた花々・・・・は、カイフウロ、ワレモコウ、マツムシソウ、ヤマハハコ、タムラソウ、コウシュウヒゴタイ、ウメバチソウ、ハナイカリ、これらはほんの一部、とても書ききれません。そして秋の恵み、キノコ(ハナイグチ)も見つけました。そして花があれば蝶の姿が・・・・・。アサギマダラやタテハチョウの仲間が花か花へ、逝く夏を惜しむかのように。ところで、「イチゴ」の方は、残念ながら実成りが今ひとつ。それでもクロイチゴ、エビガライチゴ、バライチゴをお味見しました。昼食をゆっくりとって、また花めぐりが続く。 帰路も夏を惜しむ花の話題で終始しました。登山口に戻り、もう一度皆で深呼吸。まだまだ緑濃い三つ峠でしたが、山の色はこれからどんどん変わって行くことでしょう。秋の深まりと共に・・・・・・。ご参加頂いた皆様、大変ありがとうございました。またお会いしましょう。<Yuririn>