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2019-03-20

2019年3月 スタッフ研修

シーズンオフは、スタッフ研修を積極的に行っています。昨年の11月には「伊豆ジオ研修」を行いましたが、この3月は座学で「森林とのつながりから見た野生動物の生態」「火山のメカニズム」について学び、後半は樹海コースでの「フィールド研修」を行いました。

謎の多い野生動物の生態も、最新の観測技術(GPS調査等)によってその生態が解明されつつあり自然環境や気象状況と密接に関連していることがより明らかになってきています。また、火山(噴火)のメカニズムも海嶺やプレートと大きな関連性があることがデータで示され、改めて日本の地殻の複雑さを学びました。

後半は、フィールドに出て「インタープリター」としての基礎的な要件を確認すると共に、一人一人の個性をどのように活かして行くかについて、研修を重ねました。

当NPOの傾向として、今までは小中学生の比重が高かったが、最近は高校生や大学生に至る幅広い生徒さんや学生さんが対象となっており、ガイドの幅も求められています。

各種研究機関における富士山の調査・研究活動も日々進化しており、最新の研究成果を学ぶ場としても、今後ともスタッフ研修会を重ねて行きたいと思います。

座学

フィールド研修

フィールド研修2

富士山

<リポート 田中>

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