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Blog, イベント報告
2022-05-30

2022年5月17日  沼津市立原中学校2年生 山中湖「高原教室」

毎年、「高原教室」を実施されている沼津市立原中学校2年生のみなさんと、山中湖村の湖山荘キャンプ場で「ネイチャーラリー」を行いました。このイベントは現在の便利な生活から一旦、原始の時代に戻って自然の中で生きていくための課題を原体験する活動です。「ハンター(狩猟)」、「火おこし」、「丸太切り」など、7つの課題に挑戦しました。

 「案外、難しい!」「意外に面白い!」・・・色々な感想が飛び交う中、グループ単位で各ポイントをクリアーして行きました。

ファイヤースターターで火を起こす「火おこし」体験は、雨で湿度が高い日でしたが、多くの生徒さんが成功することができました。

「重さ当て」のポイントでは、出題された重さの基準となる丸太を持ちながら、「これは、テニスラケットと同じくらいの重さかも」と言うメンバーに、「うーん、それっていいヒントになりそうだね」と、話しながら、検討を重ねていました。日常ではなかなか重さを意識して過ごしていないことを実感できる課題でした。また、別のチームでは、「オレを信じろ」と結論を急ぐ生徒に、「待って、待って!もう一度比べよう」と慎重な判断を促すメンバーなどなど、チーム内で闊達な話し合いが行われていました。

 この活動は、各グループ、そしてクラス対抗戦になっており、ポイントを通過するときの達成度で得点が与えられます。各グループは、より高い得点を目指して、知恵を出し合い、協力しながら進みます。 限られた時間の中で7つのポイントを効率よく回ることも求められます。

 自然豊かなフィールドで、最大の成果を求めて、チーム一丸となって挑戦して行く活動は「高原教室」にとてもマッチしていると感じました。小雨ぱらつく中での活動でしたが、最後まで全力で取組んで頂いた生徒さんに感謝いたします。

活動の模様をご紹介いたします。

<リポート 関口>

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