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Blog, イベント報告
2026-05-15

2026年4月20日―22日 大妻多摩中学校 「42期 新入生 オリエンテーション旅行」

 入学して間もない4月20日、大妻多摩中学校1年生が恒例となっている「オリエンテーション旅行」で富士山麓にいらっしゃいました。大妻多摩での中学校生活に向けた基盤作りと、多くの仲間との親交、連帯を一気に深める活動に取組みました。

■1日目

 初日は、富士山が眺望できる広々とした鳴沢活き活き広場で「チームビルディング」を実施しました。満開の桜が新入生をお迎えしました。

第一部「フレンドシップゲーム」

 ゲームを楽しみながら、心身を解放し、多くの仲間との出会いと親交を深めます。

◇挨拶ゲーム: “はじめまして!” と声を掛け合い、各誕生月の人を探してご挨拶します。

◇タイムセンスゲーム: クラスが一体となって指定の時間を体内時計で競います。

◇富士山クイズ YES/NO:富士山クイズで富士山を多角的に学びます。

第二部「ネイチャーラリー」

 原始時代の営みをゲーム形式で体験し、厳しい環境でも生き抜いてきた先人達の知恵を体験しました。 

 ヤリ投げ:より遠くに投げて獲物を捕らえます
 食べられる植物を探し:毒の植物に注意!
 ハンター:パチンコで獲物を捕らえます
 動物の足跡探し:ハンターの能力を試します
 重さ当て:1回で当てられるかな?
 カモフラージュ:自然界にないものを探します
 丸太切り:精度良く切ります
 サイレントウォーク:静かに獲物に近づきます

 「ネイチャーラリー」は、一見簡単そうに見えても実際に挑戦してみると、思うように得点が得られないとの感想が多くありました。それぞれのポイントでは「体の使い方」「感性」「知識や論理性」などの能力が求められます。これは、人が生きていくために必要な基本的な要素で、原始時代も現在も同じと言うことが出来るでしょう。

 第一部と第二部の得点を総合して、3組が見事優勝となりました。3組の皆様おめでとございました。

   <リポート 田中留雄>

■2日目 午前 「富士山講話」

 名峰富士の成り立ちや豊かな自然を紹介しながら、一方で噴火のリスクや環境問題が顕在化していることも学んで頂きました。講話の後半は、午後に現地に行って自然探究する「青木ヶ原樹海」の特徴についてご紹介しました。

    <リポート 田中留雄>

■2日目 午後 『青木ヶ原樹海自然探究』

 午前中の「富士山講話」の後半で「青木ヶ原樹海の自然」を事前学習して頂きましたが、いよいよ、ホンモノの青木ヶ原樹海を体験します。

 西暦864年、今から千年以上も前に富士山が大噴火を起こして、北西斜面のあらゆる自然を飲み込んだ、その溶岩流の上に形成された広大な原生林。

 『富嶽風穴』の駐車場よりスタート致します。剥き出しの木の根っこ、苔むす溶岩台地、起伏していたり、陥没していたり。『東海自然歩道』という遊歩道に入ります。

 苔の上に舞い散る花びら。

 何の花かな? 『桜みたい』 そうなんです。『桜の木なんて樹海にあるの?』見上げてみると見つけた! 深い緑のその中に。花も終わりかけの桜の木。誰がここに種を蒔いたの?

 木の種は、風が運んだり、鳥が実を食べてその種を運んだり、時にはクマがサクランボを食べてその種を運ぶ。自然って、スゴイなあ。

 野鳥たちのおしゃべり声。あれは『さえずり』と言って、オスがメスに求愛しているらしい。

 足元は溶岩がゴロゴロしていて『玄武岩というんだよ。富士山の溶岩は玄武岩!』ひとつづつ、手にとって頂きます。小さな穴がたくさん開いてるね。黒っぽい溶岩。ゲンブガン、ゲンブガンと呟きながら歩いて行く。

 緑なす樹海の中に、ミツバツツジの鮮やかなマゼンダ色の花。

 倒木の上の苔を触ってみて、そっとね。ホントだ! しっとりしてる。水を含んでいるんだね。スポンジみたい。

 リスが松ぼっくりを食べた痕。ここの切り株の上で食事した、リスのテーブルだね。シカやらクマやらの森の動物たちの話を聞きながら、さらに奥へ奥へと足を進めます。

 ゴールは富士山が作った溶岩洞穴『鳴沢氷穴』へ

 寒い!暗い!低い! 頭をぶつけないようにね。 きゃあきゃあ言いながら、それでも火山としての富士山の神秘とダイナミズムを体感します。

 春まだ浅い標高千メートルの富士山麓で、生き生きとした樹海の森を五感で感じて、皆で学んだ時間はいつまでも心に残るに違いありません。季節を変えて、またいつでも富士山の懐に来てくださいね!   

   <リポート 舟津川由利>

■最後に

 大妻多摩中学校1年生の皆様、富士山麓でのオリエンテーション旅行はいかがでしたか。これから始まる中学校生活に向けて、日本一の富士山を仰ぎ見ながら学び、体験したことはとても有意義なものになったと思います。一人一人が大妻多摩の学びの精神「自立自存」「寛容と共生」「地球感覚」を培い、世界で輝く人に成長されることを願っています。

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