2015年9月6日(日)
富士山御殿場登山口(太郎坊)で開催された、神奈川キノコの会のキノコ観察会に初参加してきました。まずは、フィールドに出て、個々にキノコの採集を行います。ここでは、より多くの種類を集めて、このエリア、この時期での植生を確認します。

実力不足で、私らが採取できたキノコは15種類程度。情けない。
会員の皆さんが採取したキノコが次々に並べられ、分類同定会の準備が進む。会員の手によって分類され、次々に名前が特定されていく。自分にとって初めて見るキノコも多い。


イグチ科も8種類ほど集まった。

名前を同定できないキノコも4、5種類ありましたが、全体で70種類ほどのキノコが同定された。今回初対面のキノコで、最も印象に残ったのが「ナスコンイッポンシメジ」。形も色も本当にきれいなキノコだ。

同定が一通り終わると、ここからが観察会のメインイベント。三村先生(副会長)の詳細な解説が始まる。目からうろこの内容が、次々に解説される。参加者は食い入るように見て、聞き、メモする。

有益な情報を1つご紹介します。キノコ中毒で最も多いのが「クサウラベニタケ」。間違える対象は「ウラベニホテイシメジ」。
クサウラベニタケ(毒):細身の柄、噛んでも苦くない。
ウラベニホテイシメジ(食):太めのしっかりした柄、カスリ模様の傘、噛むと苦い。
柄の判断は難しいと思うが、傘の模様、噛んだ時に苦いか、苦くないかで明確に判断できます。参考にしてください。
2時間程度の採取時間でしたが、この時期、このエリア(富士山麓 太郎坊)に70種類ものキノコがの存在が確認された。自然が豊かな証拠だ。
<T&M>
2015年8月27日
静岡の大学生22名の「ほうとう体験」をサポートしました。
雨上がりの山中湖畔は涼しくて、ほうとう体験日和になりました。
さすが大学生、力強いこねで、腰の強い麺が出来上がっていく。

具を刻むメンバー、包丁使いの達人も。
鶏肉の匂いに誘われて、幾度となくキイロスズメバチが襲来も、
めげずに、ほうとう作りは進む。

今回は、こねる、延ばす、切る、味付け、各々の達人ばかり!


最高に美味しい出来上がりでした。

お食事タイム、皆さんの笑顔は、サポートしたスタッフの最高の喜びです。
皆様、またお会いしましょう。
(M・T)
2015 8月19日(水)
レックテニススクールの子どもさんたちが、
夏休みの合宿でフォトフレームの創作体験をしました。
いろいろな自然の素材を組み合わせて、
顔を描いたり、重ねてのせて立体化したり、
生け花風にしたり、リボンを活かしたり、
やわらかな発想のデザインがたくさん登場!
ステキな作品の一部をご紹介します。




☆活動場所のご協力 山中湖村平野 白銀荘さん 湖の風のそよぐ広場にて
レック興発のコーチのみなさま、白銀荘さま、
今年も楽しい作品作りの時間を、ありがとうございました。
7月25日〜26日、8月1日〜16日
花の都公園で開催されていたホームワークスタジオが終了いたしました。
今年もステキな作品がたくさん出来ました!










☆いずれの作品も、ご予約にて団体さまでの創作体験が楽しめます。
どうぞなんでもご相談下さい。
いろいろな種類の素材をそろえて、楽しみにお待ちしております!!
ご相談先 NPO法人富士山ネイチャークラブ 事務局(なんば)
電話080−3623−3282
npo@fujisan-neture.com
8月8日(土)養老の森・夏季特別講座ツアーが開催され、横浜ビールのみなさんや一般参加の方60名が、
養老孟司さんのお話や、昆虫観察ツアー、川のはじまりさがしと森のツアー、間伐体験を楽しむ1日を過ごしました。
(in 道志村 ネイチャーランド オム キャンプ場)
富士山ネイチャークラブでは、川のはじまりさがしと森のツアーのご案内を担当させて頂きました。

オム キャンプ場にたくさん自生しているオオバアサガラの木としての性格のお話中。
☆オオバアサガラは、岩がゴロゴロしているような渓流によく見らる、パイオニア樹木です。
ひこ生えを出して生長が早く、谷の崩れやすいところをいち早く森にしてくれようとする木です。
6月の夏至前後に咲く白い花は、豪華なかんざしのようで、とても美しいです。
そのオム キャンプ場には沢がたくさんあって、その沢の岩は緑がかった青みを帯びているものが多くみられます。
1700〜1200万年前ごろ海底で活動していた火山が、フィリピン海プレートにのって運ばれ、押し付けられ盛り上がって今の丹沢山地ができました。その丹沢山地の斜面にオム キャンプ場さんがあります。
青みを帯びた石は、その海底火山の石たちです。
こんどは見晴らしのいい尾根に登っていきます。

散歩道も、この日のために歩きやすく整備して下さってあります。
尾根にのぼると、さわやかな風に吹かれ、一面緑の山々が目に入ります。
丹沢の上部のブナ林が、道志川へそそぐ豊かな水を美味しくしてくれます。

いつも、ここ森を歩くと、
森の土から水がわき出して川が始まることを見ることができます。
生まれたての川は何一つ汚れをもたない無垢、
何度見ても、
わき出す水の透明感を、とても美しいと感じます。
☆オムさんでもともと育てていた杉の植林を伐採して出荷し、虫や生き物のたくさん棲む草原そして自然の森へ還していく場所にすることにしました。養老孟司さんと親交のあったオムの社長の大田さんが、多様性豊かな森になるように願って、この見晴らしのよい丘に「養老の森」と名付けました。
2015年から社団法人養老の森として、昆虫観察会など、さまざまなイベントを展開しています。
コスモスポーツクラブのみなさんとTシャツ染めにチャレンジしました。

しぼり染め、模様をつけます

こんな曲線もできちゃった

大きな丸をえがいたよ
ステキな模様のTシャツが、森の風にゆれています。
幼稚園から小学生の子どもさんたちの力作です。
8/2, 2015
reported by S.N
ボーイスカウト練馬5団カブ隊さんの富士山キャンプにて
1日目(7月31日)は、
ブナ林のハイキング、ネイチャーラリー、そしてフォトフレーム作り。
3日目(8月2日)は、
山中湖村で、きらめ樹(皮むき間伐)体験でした。
日本の森と、私達の暮らしとのつながり、世界の森とのつながりを学び、
その後、自分たちで間伐をしました。
最初に、木の一本一本のサイズを測って、記録。
みんなで考えます。

どの木を未来へ残すかな?

きらめ樹(皮むき間伐)始め〜
みんなで、むくと高くまでむけます。
かけ声で、タイミングを合わせます。

みんなで、レッツきらめ樹
広い森も

みんなでやればあっという間!
ボーイスカウト練馬5団のみなさま、
楽しい楽しい2日間をありがとうございました。
そして、共に地球の未来を考える時間をすごせて、嬉しかったです!
(s n)