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2020.9.22 草木染の不思議

自然体験活動のプログラムとして、長年「草木染め体験」を提供してきました。しかし色の出し方については、諸条件が影響して、必ずしも狙った色が出せるかと言うと、そうはなっていません。とりわけ、媒染液の種類によって発色が大きく異なることが分かっています。

試行錯誤の積み重ねが重要で、今回は染め液に「セイダカアワダチソウ」と「クリの渋皮」を、媒染液に「ミョウバン」と「石灰液」を組み合わせて見ました。

結果は写真の通りです。

左から 「セイダカアワダチソウ」と「ミョウバン」「セイダカアワダチソウ」と「石灰液」「クリの渋皮」と「ミョウバン」「クリの渋皮」と「石灰液」の組合せです。こんなにも発色に違いが出ます。不思議ですね。(本番では模様を付けますので更にイメージが良くなります。)

皆さんはどの色がお好きですか?

<リポート:田中>

2020年8月29日 富士山5合目・スタッフ自然観察 その2

まだまだ残暑が厳しい中、富士山お中道へ下見に行きました。さすが、標高2300メートル、吹く風もさわやか、空気も澄んでいて、大いにリフレッシュできました。

 この日はお中道の御庭、奥庭と呼ばれている場所を歩きました。コメツガやカラマツなどの針葉樹が、高く伸びるのではなく、横に枝を伸ばした様子は、まるで大きな盆栽のよう。しかし、これは、富士山に吹く北西の強い風と、雪のために木が耐えに耐えた姿なのです。

 そして、この御庭付近のみどころには、火口列もあります。富士山は山頂からだけでなく、山の中腹からも噴火していて、その火口列が山頂にむかって、6、7個見られるのです。当時のダイナミックな噴火の様子を想像しながら歩くことができます。

溶岩には地衣類やコケが生えていて、土壌ができていないところから、コケ類→草本→樹木への植生遷移も観察できます。地衣類のミヤマハナゴケはそっと触るとふわふわとしていて水分を含み、溶岩に水分を蓄えているのだと感じます。

暑さが早く去っていかないかとばかり考えてしまいますが、秋の気配も少しずつ見えてきました。コケモモの実が赤くなり、オンダテやイタドリ、カラマツの紅葉を楽しみにしたいと思います。

<リポート 関口>

2020年8月26日 富士山5合目・スタッフ自然観察

今年は新型コロナ対策で富士登山ルートが全面的に閉鎖されていますが、スバルラインルートは5合目まで行くことが出来ます。スタッフ数人で今年初めて富士山に。限られた時間の中、5合目付近の自然観察を行ってきました。そこにはいつもの夏の富士山がありました。

どっしり構える富士の山容。荒々しい山肌、深緑の樹林帯、植生の営み、ダイナミックな眼下の眺望、そしてすがすがしい風・・・・・。 元気になるエネルギーをたくさん頂いて、富士山を後にしました。

ハクサンシャクナゲ 来年の花芽
コケモモ 秋には実が赤黒く熟します
メイゲツソウ
ミヤマハナゴケ
シャクジョウソウ
河口湖方面
火口列の火口付近

<リポート 田中>

2020年8月22日 青木ヶ原樹海スタッフ下見  

新型コロナウイルスの影響で、今年前半の自然体験活動はほとんどがキャンセルとなりましたが、後半となる9月以降は少しずつ活動が動き出します。

今日は後半戦に備えて久々の樹海でスタッフ下見を行いました。学年ごとに学校で履修する内容を想定しながら、それらの内容と出来るだけ関連付けて現地現物を観察して頂きます。

溶岩台地の生立ち、そこに息づく植生やその変遷、動物たちの営み、それらがお互いに関わり合って共存している様子が観察出来ます。やはり樹海の自然は生きた教科書そのものですね。

残年ながらこの時期は、花の種類は少なく、確認出来たのは「ヒメミヤマウヅラ」だけでしたが、樹海で「フクロウ」の羽が見つかったのは珍しい出来事でした。それにしても綺麗な羽ですね。

9月以降、自然体験ツアーを実施するに当たって、サポートする我々のコロナウイルス対策も万全を期さなければなりません。日々の検温や体調の記録を継続するとともに、生徒さんを含めたソーシャルディスタンスの取り方、フェースシールドの装着など、新たなツアーのスタイルがスタートします。

ヒメミヤマウヅラ (ピンぼけで失礼)
フクロウの羽

<リポート 田中>

2020-08-12 | Blog, 富士山自然便り

8月の富士山麓・花便り

8月中旬、富士山麓の草原に「ユウスゲ」が咲き始めました。他にも夏の花々が一斉に先咲き競い、まさに広大な自然の花畑!! 

ユウスゲは夕方から一斉に開き始めます。薄暮の草原に揺れる黄色い花の群生は圧巻です。

<リポート 田中> 

スタッフの自宅研修

新型コロナウイルスは我々のNPO活動にも大きな影響が出ています。緊急宣言が延長された状況を鑑み今も全面的に活動を自粛しています。
一方この間を有効に活用すべくスタッフ研修(自宅研修)を積極的に進めています。NPO団体として今後の活動の方向性、具体的な取組計画、そして個々の力量アップなどに繋げて行く目的です。
現在、力を入れて取組んでいるのが「SDGs研修」。写真の研修資料(35p構成)はスタッフが作成したものです。SDGsはNPO団体の活動精神である「社会的、公的な利益の増進を進める活動」そのものであり、今後の我々の活動の拠り所になるものです。すでにいくつかの学校様から問合せを頂いていますが、多くの団体様(自治体、各種学校、地域団体、その他団体)とパートナーシップを組んで具体的な課題に取組んで行きたいと思います。

皆さま、新型コロナウイルスには十分お気をつけてl下さい。

<事務局 田中>

2019-12-25 | イベント報告

2019年12月21日 門松作り体験 吉田島高校PTA様

吉田島高校PTA様の「門松作り体験」は今年で14回目を迎えました。先生方に会場のセッティングから加工マシンまで念入りに準備して頂いています。1年生の父兄さんは初体験となりますが、2,3年生の父兄さんが手ほどきされるなど、和気藹々とした雰囲気の中で今年は40個を超える作品が作られました。色々なスタイルの門松が出来上がったことも今年の特徴でした。

来年は節目の15回目となりますが、日程も決まりました。末永い活動となるようサポートさせて頂きます。

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<リポート 田中>

2019-12-25 | イベント報告

2019年12月14日  門松作り体験<花の都公園>

年末恒例の自主企画イベント「門松作り体験」を今年も山中湖「花の都公園」で実施しました。リピーターの方が多く作り方も手慣れた方ばかりでした。何回作っても完成した時は出来映えに感動します。いよいよ新年が近づいているとの実感も高まります。

門松に歳神様をお迎えして、幸多き新年となりますように。

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<リポート 田中>

西伊豆ジオパーク スタッフ研修 2019年11月30日-12月1日

ネイチャーガイドの仕事が落ち着き、スタッフで伊豆研修に行きました。昨年の伊豆東海岸研修に続き、今年は伊豆西海岸へ。まずは、地層美を堪能すべく、堂ヶ島クルーズに乗り込みました。堂ヶ島は西海岸有数の観光スポット。複雑な海岸線と、かつて海底火山だった土地が織りなす白い地層がとてもきれいでした。訪れた日は雲ひとつない晴天で、船からは山頂が白くなった富士山はもとより南アルプスも見ることが出来ました。

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そして、クルーズのクライマックス、洞窟の中へと船が入った瞬間は幻想的でだれもが歓声をあげてしまうほど。天窓洞という名所で、洞窟の上部は抜け落ち、光が差し込みます。陸からも眺められ、自然が作り出す美しさに感動しました。クルーズは火山や溶岩の話などが満載の特別船ジオクルーズで、スタッフ一同とても勉強になりました。

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そして海を楽しんだ後は、となり町の松崎町へ。なまこ壁という日本の原風景を思わせる情緒ある街並みで有名です。なまこ壁は、外壁に瓦をはり、白い漆喰で目地を作っていて、黒と白のコントラストが特徴的です。海からの西風が強く、火災予防のために蔵や家屋の外壁に利用され、今も左官職人がこの工法を残そうと活動をしているそうです。町には温泉も湧いていて、足湯もあり、温度の高い湯が旅の疲れを癒してくれました。

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翌日は伊豆半島最南端の石廊崎へ。複雑な海岸線は、かつて海底火山であったこと、陸地化後の海流や波による浸食作用、陸上火山活動などで形成されています。さらに最近では、1974年の伊豆半島沖地震により、断層が40センチ動いたところも見られました。活断層がのびている場所で、今も伊豆半島が、日本が、地球が動いていることを実感できました。海の塩分による風化作用でできる穴がいくつもあり、その穴にうめこまれたように作られた石廊神社など見どころ満載の土地でした。4月にできたばかりの石廊崎オーシャンパークもゆっくり休めておすすめです。

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伊豆半島は2018年4月に世界ジオパークに認定され、各地でジオツアーもさかんです。行かれる方は、ぜひジオガイドさんとともに歩くことをおすすめします。私たちもさまざまな角度から地球の鼓動を学ぶことができ、有意義な研修旅行になりました。

 

キーワード>  荷重痕 水冷破砕溶岩 マグマの岩脈 逆断層 トンボロ現象 水底土石流 斜交層理 水冷火山弾 軽石凝灰岩 タフォニ 蜂の巣風化 役行者による蓑かけ岩 ウバメガシ トベラ

<リポート 関口東子>

 

 

 

 

2019年度 「門松作り」のご案内

NPO法人富士山ネイチャークラブ今年最後のイベント「門松作り」のご案内です。

新年に向けて、福の神をお招きする「門松」作りを楽しんでみませんか。

自然素材を使用した本格的な門松作りをスタッフが懇切丁寧に指導いたします。

どなたでも参加して素敵な門松が作れます。

 

■日時:2019年12月14日(土)

 10:00-15:00(受付は14:00まで)

■場所:山中湖村 花の都公園 フローラルドーム内

■体験料(材料費込み)

大(高さ75cm位) お一つ飾り 3000円

大(高さ75cm位)    一対飾り(2個) 6000円

小(高さ60cm位) お一つ飾り 2500円

小(高さ60cm位) 一対飾り(2個)5000円

玄関飾り、室内飾り、いずれの用途にも対応出来るサイズです。

多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

準備の都合上、事前に申し込み頂ければ幸いです。

<連絡先>

電話:080-3623-3282  事務局 田中

Mail:   npo@fujisan-nature.com

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