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2022-10-17 | Blog, イベント報告

2022年9月1日 町田市立町田第二中学校 校外学習 「課題解決型体験学習」

  8月31日~9月1日 町田市立町田第二中学校1年生が校外学習で富士山麓にいらっしゃいました。その最終日の午前中、晴天の鳴沢活き活き広場で「課題解決型体験学習」を実施いたしました。

  前半の1時間は、入学後5ヶ月を経過した今、改めて学年全体の親睦を深める活動として「フレンドシップゲーム」を実施、そして後半の2時間は、課題解決型体験学習として「ネイチャーラリー」に挑戦して頂きました。

1部、2部を通して活動の成果(得点)を競うクラス対抗戦となっています。

■オープニングの模様

第1部「フレンドシップゲーム」

■挨拶ゲーム:「自分のクラス以外の人」「出身小学校以外の人」を探し出して、お互いに挨拶(質問)を行います。今日初めてご挨拶出来た者同士も多々あり、一気に学年間の交流が進みました。

■タイムセンスゲーム: 体内時計の正確さを競います。

■並び替えゲーム: スピードが勝負です。

■富士山クイズ: 最後まで正解し続けた人数を競います。

第2部 課題解決型体験学習「ネイチャーラリー」

  「ネイチャーラリー」は、6人程度のグループで、各ポイントに設定された「課題」に挑戦して行きます。課題の達成度によって得点を獲得していきますが、最大3回まで挑戦出来ます。どのような戦略(回る順番やそれぞれのポイントで高得点を獲得する工夫など)で挑むかは、すべてチームに委ねられています。

  「ヤリ投げ」「サイレントウォーク」「重さ当て」「ハンター」「食べられる植物探し」「丸太切り」「足跡から動物探し」「カモフラージュ」の8つの課題に挑戦して頂きました。

  生徒さんからは、「簡単そうに見えたがなかなか良い得点が取れなかった・・・でも楽しい」「自然の中で、自分で食料を確保しなければならない時代は大変だったなー・・・今日は飯なしだ」「再挑戦でやっとクリアー出来た」「どのポイントも気合いが入った」「チームで協力できた」「もう少し時間が欲しい」などなどの感想が寄せられました。楽しみながらも、真剣に取組んで頂いたことがとてもよく分かりました。

  サポートしたスタッフからは「真面目な生徒さんばかり」「グループのまとまりがとても良かった」「テキパキ行動した」「ルールをしっかり守ってくれた」などの報告と共に、生徒さん達と楽しい時間を共有させていただいたとの感想が寄せられました。

  クラス対抗は接戦を制して、第1部、第2部の合計で510点を獲得したA組が見事優勝となりました。A組の皆様おめでとうございました。

  五感を使い、身体を使い、頭を使い、そしてチーム一丸となって課題に取組んで頂きましたが、この体験から何かの気づきがあったなら大変嬉しく思います。

<リポート 田中>

2022-10-11 | Blog, イベント報告

2022年9月22日 武蔵野市立第五小学校4年生 プレセカンドスクール

武蔵野市立第五小学校4年生は「プレセカンドスクール」で毎年富士山麓にいらっしゃいます。2022年度は9月21-23日の日程で実施されました。2日目の午前、自然体験活動「ネイチャーラリー」に挑戦して頂きました。本来ならば野外での活動でしたが、当日は朝から雨がパラツキ、「室内版ネイチャーラリー」に切替えての実施となりました。宿舎の第一体育館、第二体育館を使って活発な活動が展開されました。

オー-プニングで、挨拶いただいた子供さんから“すごく楽しみにしている活動です。よろしくお願いします”との熱いメッセージを頂きました。サポートする富士山ネイチャークラブのスタッフ紹介やルール説明、諸注意を共有して、いよいよスタート。18グループが一斉に最初のポイントに走って行きました。

「ネイチャーラリー」は、今の便利な生活から、一旦原始の時代にさかのぼって、当時の生活の様子をゲーム方式で体験(挑戦)する活動です。生きていくためには、先ず食料を確保しなければならなりません。しかし、そう簡単に行かないのがこの「ラリー」です。8つのポイントの進み方は自由ですが、どう進むか・・・、どうクリアして行くか・・・、すべてグループに委ねられます。

・悪路を突破する体験「竹ポックリ」 

・獲物に気づかれないようそっと近づく体験「サイレントウォーク」

・動物の足跡から動物を当てる知識「足跡から動物探し」

・暗やみを歩く体験「目かくしロープ」

・獲物に届くようにより遠くまで投げる体験「ヤリ投げ」

・食料を確保する体験「魚釣り」

・その他、「丸太切り」、「重さ当て」などにも挑戦して頂きました

あっという間に時間が経過し終了となりましたがグループによっては2回。3回挑戦したところも。最後の最後まで全力で挑戦し続けた子供達の笑顔がとても印象的でした。

クロージングでは、多くの子供達から感想が寄せられました。

・昔の人は動物の足跡からいろいろのことを考えて獲物をとっていたことを知りました。

・ネイチャーラリーを体験して、昔の人はこんな大変な思いをしていたんだなぁと痛感しました。

・最初はうまくできなくて悔しかったことも、何度もチャレンジするうちにできるようになってうれしかった。

・「ヤリ投げ」の2回目は1回目より遠くへ投げられるようになりうれしかった。

・重さ当てが難しくて、何度も挑戦して、最後に当てることができてとてもうれしかった。

・「サイレントウォーク」はグループ全員で3歩と言う最高の記録が出せてとてもうれしかった。

  そして、最後に「こんな素敵なネイチャーラリーを考えてくれた富士山ネイチャークラブのスタッフの皆さんに感謝の気持でいっぱいです。」のコメントにスタッフ一同、大きな感動に包まれました。

  本当にすがすがしい子供達でした。各ポイントでの挑戦は創意工夫に満ちていました。グループでの「相談」、「決断」、「行動力」を強く感じる活動となりました。

<リポート 田中>

2022-10-01 | Blog, イベント報告

2022年9月9日 武蔵野市立桜野小学校4年生 「ネイチャーラリー」

 「お中道自然探究学習」の翌日午前、宿舎のグラウンドで自然体験活動「ネイチャーラリー」を実施しました。

 このプログラムはとことん五感と全身を使って楽しむネイチャーゲームです。ただし、一筋縄ではいかないのが、富士山ネイチャークラブのラリーです。“原始の時代に戻って行うラリー”なのです。もちろん、現代に生きる私たちにはなじみのない体験がたっぷり詰まっています。

 「グネグネ曲がったコースは、実際よりかなり長く歩いたように感じました。」とは、目かくしロープを体験し終わった子どもの感想です。暗闇の道のりは、より遠く感じた人が多かった様です。 

 人気はいつも「火おこし」と「ハンター」です。獲物をパチンコでとらえる、そして獲物を調理するために必要な火をおこすという体験です。当たった!とまるで本物の獲物をとらえたかのように喜び、「火がついたときはうれしかった」と、にっこり笑う子どもたち。いつもは便利なものに囲まれて生活していますが、原点に戻った活動は火も身近なものとして、とらえることができました。

 ラリーは4,5人のグループで行うので、協調性もためされます。「重さ当て」はグループでひとつの答えを出さなければいなりません。じっくり相談して、1回で当てたチームもあり、やったーと飛び上がってみなで喜ぶ姿はこちらも笑顔になりました。

 やり投げは上手に飛ばす子どもが一人でもいると、まわりも影響されて遠くまで飛ばせるようになり、お互いに影響し合うグループ活動のだいご味でした。

 その他、「サイレントウォーク」「カモフラージュ」にもグループ一丸となって挑戦しました。

 ラリーはすべて終わったらまた再チャレンジできます。“「竹ぽっくり」がいちばん印象に残りました。3回やって、最後にうまくできたからです”と閉会式であいさつしてくれた児童がいて、大変嬉しく思いました。ラリーでは創意工夫を重ね、挑戦する度に上手になって行った体験は、とても貴重なものだったと思います。

 富士山麓の大自然に囲まれて、一人一人が五感と体力を存分に発揮できた時間になりました。

<リポート 関口>

2022-10-01 | Blog, イベント報告

2022年9月8~9日 武蔵野市立桜野小学校4年生 「富士山お中道自然探究学習」 

  学びのスタイルとして重視されつつある「探究学習」。桜野小学校4年生の子どもたちが富士山のお中道をフィールドに「自然探究学習」を実施しました。NPO法人富士山ネイチャークラブは、企画段階から参加し活動全体をサポートさせて頂きました。

  これまでも桜野小学校4年生の「お中道ツアー」をガイドさせて頂ききましたが、本格的な「探究学習」は初めてです。学校様の方針に沿って学校様と綿密に準備を進めてきました。まずはお中道を訪れる前に、オンラインでの「富士山自然講座」から探究学習をスタート。オンラインでの情報を基に富士山の「知りたいこと(疑問)」をグループで論義し大テーマを決定。更には大テーマに沿って一人一人が自分の「知りたいこと」を掲げ、そのテーマについて学内で事前調査を重ねて来ました。「知りたいこと」の内容は多岐に渡りました。

「ヒガラの名前の由来は?」

「ホシガラスの生態は?」

「なぜ木の皮がボロボロになるの?」

「菌類ってどんなかたちしているの?」

「カブトムシはいるの?」

「ハナヒリノキって鼻がヒリヒリするの?」

「なぜ噴火するのか?」

「なぜ富士山は今の形になったのか?」

「火山灰ってどこまで飛ぶの?」「火山灰は何で出来ているか?」

「富士山にはどんな動物がいるの?」

「リスの食べ物は何か?」

  などなど、子どもたちの疑問はどんどん膨れ上がっていきました。ふだんガイドをしている私たちもハッとさせられるものがたくさんあり、本番に向けて現地調査や活動に役立ちそうな資料を準備し、本番に備えました。

  そしていよいよ本番を迎えた日、前日から雨模様で富士山にも雲がかかっていましたが、スタートするころには雨が上がり、無事「探究学習」が実施できました。

  オープニングではガイドの紹介や注意事項を共有していよいよ「探究学習」に出発です。今回はクラス別の活動ではなく、「知りたいこと」のテーマ別に活動グループが構成されました。

  実際に目の前にした富士山はとても大きく、「いつも遊んでいる公園とは木とかが違う」と話す子どもたちにはお中道の自然はとても新鮮なようでした。

  ガイドはそれぞれのグループ単位に一人一人の「知りたいこと」の検証が出来るように、対象の自然現象をレクチャーしました。その間、子ども達から沢山の質問が寄せられ、あっと言う間に時間が経過していきました。

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  自分のテ-マ以外でも、雲海を見下ろしたり、強風で片側に枝が生えていないカラマツに驚いたり、くねくね地面をはうように育つ木を珍しがったり、木にぶらさがる不思議な長い植物に関心を抱いたり、キノコを次々見つけて楽しんだりと、五合目の自然をたくさん発見していきました。

  昼食は間近に迫る富士山やダイナミックな雲海を眺めながら頂ききました。

  昼食後、再度探究グループに分かれて、「自然探究学習」の振返り&レクチャーを行いました。午前中に検証できたこと、検証が不足している所などを再確認し、その内容を探究ノートに細かく記録しました。スケッチも沢山書き込みました。

  当日の夜は宿舎で「探究学習の振返り」を行いました。多くの子供達から次々に質問が寄せられ、1時間もあっという間でした。富士山のふしぎを私たちも一緒にたくさん学ぶことができました。

  更に、翌日の夜は「発表資料の作成」を行いました。学内に戻ってからの「発表会」に向けた準備です。今回の探究学習のゴールとなる活動です。子供達が疲れていることは明白でしたが最後までやり切りました。その時の子供達の笑顔がとても印象的でした。

  幼児期は「なんで虹がでるの?」「なんで人は死ぬの?」などなど、「なぜなぜ期」を通ってきます。でもこのなぜなぜ期は、ずっと続いていて、それが学びへとつながって行きます。社会人になってもなぜなぜ活動は続きます。その解決で社会に貢献して行きます。

  探究学習はこの「なぜ」から始まりますが、その疑問を検証するためには観察眼が求められ、答えに近づくためには想像力が求められます。そしてまとめ作業では論理的な思考が求められます。探究学習に含まれる学びの奥深さを深く感じました。

  学校に帰ったら、3年生に向けた発表会が予定されています。次へとバトンが渡さる発表会もまた素晴らしいことです。来年はまた新たな疑問をぶつけてくるだろう桜野小のみなさんを私たちは待っています。

<リポート 関口、田中> 

2022-08-25 | Blog, イベント報告

洗足学園中学高等学校 科学部 青木ヶ原樹海探索

 2022年8月5日・6日、富士山青木ヶ原樹海の環境が異なる二か所のフィールドをご案内しました。

 青木ヶ原樹海とは?

 西暦864年、富士山の北西斜面から大噴火が起こり、当時この辺りにあった巨木の森や湖などを埋め尽くしたのち、およそ1200年で現在の豊かな原生林として再生を果たした自然の宝庫です。

 まずは8月5日の午後、「精進湖自然観察路」のご案内です。この日のテーマは、平安時代までここに存在していた「せのうみ」という大きな湖に溶岩流が流れ込み、西湖と精進湖に分けてしまったその痕跡の観察でした。

 最初に、精進湖に向かって伸びる大きな溶岩のクラックを歩いて先端まで行ってみます。

 「溶岩ローブチュムラス」というかなり専門的な用語で解説いたしましたが、灼熱の溶岩流が「せのうみ」に次から次へと流入していくダイナミズムをそれぞれが感じてくださったと思います。

 湖側から再び樹海側に戻ります。

 精進湖に向かって、至る所に「溶岩ローブチュムラス」が延びています。

  樹海の中には、苔むしたたくさんの丸い溶岩球が点在しています。これは「枕状溶岩」と呼ばれるもので、水の中に流れ込んだ溶岩が急激に冷えて転がって出来たもので、その時代にはこの辺り(標高908m)は水の中だったことを表しています。

観察路では、猛毒のキノコ「カエンタケ」も観察出来ました。数年前から富士山周辺で大きな問題になっているカシノナガキクイムシが原因の「ナラ枯れ」。枯れた木の根元に「カエンタケ」がでることがあり、その関係性が疑われています。(注意:カエンタケは猛毒ですので触れることは厳禁です。)また、鹿の頭骨も発見しました。現在鹿の個体数が増え過ぎて、富士山麓の森林生態系バランスへの影響が懸念されてます。環境問題に触れるアイテムの出現に、皆さま興味津々で写真に収められていました。

この日のゴールは、ここ「釜畑」

 なんとなんと・・・、大量の溶岩流が湖に流れ込んだ際に出現した「水蒸気爆発」の跡なのです。

 普段は室内で実験などをされている科学部の皆さまですが、この富士山の噴火のスケールの大きさに、感無量の面持ちをされていました。

 8月6日、午前

 この日は、青木ヶ原樹海の中に100余りも点在するという溶岩洞窟の代表的なひとつである「富岳風穴」に入洞しました。

 総延長201m、高さは8.2mにおよぶ横穴です。平均温度はわずか3度。昭和初期まで蚕の卵の貯蔵に使われていたという天然の冷蔵庫です。夏でも溶けない氷柱に、皆さま歓声をあげられていました。

 この日探索するのは「東海自然歩道」。

 1973年に完成したこの遊歩道は、東京の高尾から大阪の箕面までつながっていますが、こうして青木ヶ原樹海の一部を通っていることは意外と知られていないのではないでしょうか。

 昨日歩いた青木ヶ原樹海と、どこが違うでしょうか? 

 さらに深く、高木層はツガやヒノキの針葉樹が天井を覆い、林床はアセビやクロソヨゴの常緑樹、そして生い茂るコケやシダ。これらの様相が「青木ヶ原」の名前の由来となっていることをお伝えすると、昨日の場所よりもこちらのほうが典型的な青木ヶ原樹海であることを理解してくださったようでした。

 ゴールは「鳴沢氷穴」です。

最後に、「昨日と今日で一番印象に残った物や事を、一人一つ教えてください。」と聞いてみました。直近の溶岩洞穴が多いのでは?と想像したのですが、前日の「カエンタケ」や「鹿の頭骨」、「水蒸気爆発」といった精進湖自然観察路での事柄が多く出てきました。もちろんこの日に観察した「コケとシダの違い」や「菌根菌」「1200年前の氷」などの回答もあり、一人一人がそれぞれに印象に残る体験をして頂けたと思います。

 この二日間で見たり聞いたり感じたりしたこと、そうして「なぜこうなったんだろう?」と考えたことが、これからの皆さまの宝物になって行くのではないでしょうか。

 富士山の創ったこの素晴らしい自然の懐をご案内させていただいて、本当にありがとうございました。

<リポート 舟津川>

  

2022-08-22 | Blog, イベント報告

2022年8月1日 川越市立霞ケ関西中学校 林間学校 「ネイチャーラリー」

  川越市立霞ケ関西中学校1年生、105名の生徒さんが林間学校で西湖にいらっしゃいました。その初日、鳴沢活き活き広場で自然体験活動「ネイチャーラリー」に挑戦して頂きました。

  爽やかな天候に恵まれる中、広々とした芝生広場でオープニング。今日のプログラム内容、そしてサポートスタッフの紹介などを行って、いよいよ活動スタートです。

  第1部はウォーミングアップを兼ねて「フレンドシップゲーム」を実施。身も、心も解放して日常から一旦、気持ちを切替えて頂きました。「挨拶ゲーム」では学年全体の交流を深め、「富士山クイズ」では富士の麓から富士山の理解を深めて頂きました。

  第2部はいよいよ今日のメインプログラムである「ネイチャーラリー」に挑戦して頂きました。このプログラムは、こんにちの便利な暮らしから、一旦原始の時代に遡り、当時の暮らしをゲームで体験するものです。5,6人のチームで活動します。

  各課題ポイントでの活動結果は、成果によって「点数化」され、グループの得点、クラスの総得点を競って頂きました。

・獲物に気づかれないようにそっと近づく体験

・食料となる獲物を獲得する体験

・食べられる植物を見分ける体験

・視力を試す体験

・重さの感覚を試す体験

この活動は終了の笛がなるまで、それぞれのポイントを2度、3度と挑戦を重ねることが出来ます。「最初は0点だったが3回目で満点の10点が取れた」「3回挑戦したが点数を上げることが出来なかった、悔しい」「簡単そうに見えたがどれも難しかった、でも楽しかった」「すべてが初体験だった」「チームでちゃんと考えて挑戦すれば点数が取れる」などなどの感想が寄せられました。1泊2日の林間学校で貴重な時間をこの活動に割り当てて頂きましたが、自然豊かな富士山麓の思い出として、記憶に残る活動となったなら幸いです。

最後にベストショットを1枚!

先生方も積極的に挑戦して頂きました。校長先生の挑戦を応援する生徒さんたち。

<リポート 田中>

2022-08-09 | Blog, イベント報告

2022年7月 認定こども園ウブントゥ 「ナイトハイク」

  「認定こども園ウブントゥ忍野の森」の「ナイトハイク」は、毎年7月末に実施されてきましたが、本年度から新しく開園された「ウブントゥ富士の森」も始められることになり、7月15日、22日の2週に渡ってそれぞれに実施されました。その模様をリポートいたします。

7月22日 認定こども園 ウブントゥ富士の森 「ナイトハイク」

  素晴らしい園舎とともに今年開園された「ウブントゥ富士の森」。園舎を取り巻く広大な芝生広場や周辺の森を使って、年長組5名の「ナイトハイク」が実施されました。薄暮になり始めた19:15にスタート! 「木々の匂い体験」「目かくしロープ」「勇気の小道」「影絵当て」などのナイトイベントを楽しみながら、暗い中でも行動出来る人の力を体験しました。最後まで元気印の園児達がとても印象的でした。

◆ 7月22日 認定こども園 ウブントゥ忍野の森 「ナイトハイク」

  「ウブントゥ忍野の森」年長園児17名のナイトハイクは、山中湖村「文学の森」で実施されました。この森は樹木が空を塞ぎ漆黒の夜となります。しかしライトは一切使用せず、自分の視力で進んで行きます。「目かくしロープ」を楽しみ、そして「勇気の2人歩き」を行い、最後はいよいよ「勇気の1人歩き」を体験しました。初めての体験で、漆黒の中での活動は恐怖との闘いだったと思いますが、誰一人弱音を言う園児さんがおらず、全員無事ゴール出来ました。園児たちはこの体験でまた一歩成長できたと思います。

<リポート 田中>

2022-08-08 | Blog, イベント報告

2022年7月27日 静岡大学教育学部附属浜松小学校 林間学校「紅葉台ハイク」

  附属浜松小学校5,6年生(139人)が朝霧野外活動センターを拠点に「林間学校」を実施されました。その初日、全員で鳴沢氷穴―紅葉台コースのハイキングを楽しみました。

  鳴沢氷穴では、溶岩洞穴の成立ちや特徴を学ぶとともに、入洞して洞内の観察を行いました。入口付近から急に冷気を感じ、更に洞内に入っていくと氷の固まりが出現、夏でも氷があることに驚きながら、内部の状況を細かく観察しました。最近の調査・研究では、この洞穴は全長4kmの洞穴の一部であることが分かったとのことです。富士山麓の奥深い自然の姿を体験することが出来ました。

  氷穴からいよいよ紅葉台を目指します。このコースの魅力は前半が1158年前の溶岩台地(青木ヶ原樹海)、そして後半が足和田山(100万年前以上前に隆起した山)と、成立ちの異なる2つの大地を比較検証できることです。樹海は針葉樹主体の森ですが、足和田山は里山の風情で広葉樹の森が広がっています。樹海では方位磁石が90度以上変化する溶岩石も確認出来ました。

そして、いよいよ今日のゴール「紅葉台」に到着! ここからの富士の展望は圧巻です。当日は富士の頂が見えたり、消えたりで、雲が切れることはありませんでしたが、富士山の迫力を十分堪能することが出来ました。 

<リポート 田中>

2022-07-05 | Blog, イベント報告

2022年6月8日~9日 杉並区立桃井第五小学校5年生 富士移動教室 山中湖「ネイチャーラリー」「明神山登山」 

梅雨入りしたばかりの6月8、9日、杉並区立桃井第五小学校5年生たちの、ネイチャーラリーと登山をサポートいたしました。朝から雨がパラつく天候にスタッフ一同ハラハラしましたが、子どもたちが到着するころには雨はやみ、無事に二日間、野外活動を行うことができました。

   一日目の「ネイチャーラリー」は山中湖畔の「文学の森広場」で行いました。「ネイチャーラリーは、便利な現代の暮らしから、原始の生活に戻る体験をします!」とスタッフの田中が説明すると、「原始って?」「何をするの?」と、期待高まる子どもたち。8つのポイントをグループ単位で巡り、点数を獲得していく体験活動です。競技の中身は、ふだん意識することがない五感をフル活用して行います。

五感の中で視覚が試されるのが“カモフラージュ”。自然の中から人工物を探しました。逆に視覚を閉ざし行うのが“目かくしトレイル”。目隠しをしてロープだけを頼りにゴールまで進むポイントでしたが、足裏の感覚を使いながら慎重に進むことができました。現代はなんでもそろうコンビニエンスストアなどがありますが、原始の時代では自ら食べものを選び、獲物を見つけ捕えなければなりません。“食べられる植物を探せ”では、8つの植物が並べられ、おいしそうと思う植物を選び、“ハンター”ではパチンコで獲物への的中率を競いました。

「どんなことをするのか分からなかったけど、すごく楽しかった!」という感想が多く、特に“火起こし”は大喜びしでした。湿った天気にも関わらず、ほぼ全員が火をおこすことができました。

「ハラハラしたけど、“ロープ渡り”が面白かった!」と、ロープ上を歩いてバランス力を試すポイントも人気でした。8つのポイントは3回まで挑戦できますが、1回目より2回目、2回目より3回目と点数を伸ばしていくチームが多く、一丸となって取組んだ証しです。ラリーが終わったあとのキラキラした目は、充実した活動を物語っていました。

翌日は、「明神山登山」を行いました。山中湖を取り巻くように丹沢山系の山々が連なっていて明神山はそのひとつです。丹沢山系は約500万年前にできた山で、眺望する富士山は1万年前に誕生した新しい山で、山の成り立ちの違いを体験することができます。

はじめはゆっくり平地を歩きながら、ゴマキやサンショウなどの葉を摘んで香りを楽しみました。ぬかるんだ場所ではイノシシの足跡も見られました。また別の所ではシカの足跡も多数確認出来ました。昨日のネイチャーラリーでは印刷物での「動物の足跡探し」でしたが、この日は本物を目にすることができました。動物の痕跡をフィールドサインといい、狩猟をするときには獲物の居場所を見定めるために足跡、フン、食べ物のあと、などが貴重な情報源となります。本物のフィールドサインを見て子どもたちはすっかりハンター気分になれました。

昨日のネイチャーラリーで出題された植物探しの山草も見ることができました。マムシグサやトリカブトは山道でたくさん見つかります。“これは食べられますか?”と質問してみると、「食べられる!」と回答した子どもに「ダメだよ~~~」と叫んだ子がいて、再度、毒があることを子ども同士で教え合いました。シカの骨や、イノシシのフンも見つけ、動物がこの付近にいることを確認できました。また、ブナの実を探したり、キクラゲ(キノコ)に触れてみたり、その他色々な自然観察を楽しみながらゆっくり登っていきました。

  休みをはさみながら、平坦なところも 登りも、なるべくペースを変えず、一歩一歩確実に進んでいきました。途中にはフジの紫の花、ヤブウツギやヤマツツジの赤い花、ツクバネウツギの白い花が彩っていました。バイケイソウの群落を過ぎると、いよいよ頂上が近づいてきます。休憩中に友達のザックを持ってあげるなど、協力しながら、励まし合いながら頂上を目指しました。

  「頂上ついたらお弁当!」「山登りが終わったあとはソフトクリーム!」と唱えながら、苦しい山道を登り切りました。頂上では、雲の切れ目から山中湖を見下ろすことができました。「苦しかったけど、登山は楽しい!」「頂上についたら、こんなにうれしいのだと思いました!」とうれしいそうな子どもたち。

  山登りは、確かに苦しいですが、一歩一歩を積み重ねていけばやがて目的の頂上にとたどり着くことができます。今回は参加した全員が登頂できました。頂上での輝く笑顔が忘れられません。新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続き、山登りに不安な子供がいたかもしれませんが、今回、頑張って頂上に立てたことは、これからの大きな自信になったことでしょう。

<リポート 関口>

2022-05-30 | Blog, イベント報告

2022年5月17日  沼津市立原中学校2年生 山中湖「高原教室」

毎年、「高原教室」を実施されている沼津市立原中学校2年生のみなさんと、山中湖村の湖山荘キャンプ場で「ネイチャーラリー」を行いました。このイベントは現在の便利な生活から一旦、原始の時代に戻って自然の中で生きていくための課題を原体験する活動です。「ハンター(狩猟)」、「火おこし」、「丸太切り」など、7つの課題に挑戦しました。

 「案外、難しい!」「意外に面白い!」・・・色々な感想が飛び交う中、グループ単位で各ポイントをクリアーして行きました。

ファイヤースターターで火を起こす「火おこし」体験は、雨で湿度が高い日でしたが、多くの生徒さんが成功することができました。

「重さ当て」のポイントでは、出題された重さの基準となる丸太を持ちながら、「これは、テニスラケットと同じくらいの重さかも」と言うメンバーに、「うーん、それっていいヒントになりそうだね」と、話しながら、検討を重ねていました。日常ではなかなか重さを意識して過ごしていないことを実感できる課題でした。また、別のチームでは、「オレを信じろ」と結論を急ぐ生徒に、「待って、待って!もう一度比べよう」と慎重な判断を促すメンバーなどなど、チーム内で闊達な話し合いが行われていました。

 この活動は、各グループ、そしてクラス対抗戦になっており、ポイントを通過するときの達成度で得点が与えられます。各グループは、より高い得点を目指して、知恵を出し合い、協力しながら進みます。 限られた時間の中で7つのポイントを効率よく回ることも求められます。

 自然豊かなフィールドで、最大の成果を求めて、チーム一丸となって挑戦して行く活動は「高原教室」にとてもマッチしていると感じました。小雨ぱらつく中での活動でしたが、最後まで全力で取組んで頂いた生徒さんに感謝いたします。

活動の模様をご紹介いたします。

<リポート 関口>

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