2003年 10月実施 第2回キノコ観察会


10月9日(木)きのこ観察会イベント報告

山中湖村は朝から絶好の「秋晴れ」に恵まれ、「秋の森歩き」には、申し分のない1日となった。

平日開催とあって
・山中湖村内に別荘を持っていらっしゃる方
・ホテルのイベントご担当者
・ペンションを経営しているご家族の方
など山中湖村に関わりの深いみなさんにご参加いただきました。

今日の観察地は「三国山付近」
集合場所の村営駐車場から三国山登山口に移動。

スタートの前に「オリエンテーション」を実施、スタッフが用意した「資料」を見ながら、「キノコの植生」、「自然界での役割」「食用としての効能」「キノコの採取の仕方、エチケット」などなどを理解して、いよいよスタート。

急登を20−30分ほど登り詰めると、そこが三国山の頂上。
ここからは、穏やかな尾根が続く。
「今年は11年ぶりの不作」は、動かしようのない事実でやはり、なかなかキノコが見つからない。
「キノコが観れなくても、自然の森歩きがとても気持ちいいね」という参加者の言葉に、スタッフがほっとする。

それでも「ヌメリツバタキモドキ」「ヒラタケ」「エノキタケ」「カヤタケ」「アシグロタケ」「チシオタケ」などが少しずつ顔を見せる。

数少ないキノコにも、みなさんがとても大きな関心を寄せていただきました。
来年の豊作を祈りながら、山を降りると、NPO富士山ネイチャークラブの山中湖事務所である「キビタキ荘」に集結。
遅い昼食に合わせて、当クラブ自慢の<キノコ汁>を味わっていただきました。

「キビタキ荘」には、イベントでお知り合いになったお客様が時々訪ねていらっしゃいます。
「こんなキノコを見つけたのですが名前を教えて下さい」新しい発見があると、とてもうれしいものです。

いつでも遠慮なくお出でください。

山中湖に事務所を構えて、まだ6ヶ月程ですが、ここを舞台に確実に人々のネットワークの広がりを感じています。

イベントや観察会に集うみなさんとの交流の場がとても良い雰囲気となっています。素晴らしいお客様ばかりです。

山中湖村や富士山麓の自然の素晴らしさをあらためて知って頂くと共に、自然が取り持つ縁でお知り合いになった多くの方々と末永くお付き合いが出来ますことを、心から祈っております。

今回ご参加頂いた皆様、大変お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。  

<担当 田中>



イベント報告

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