2003年 10月 第2回Mt.Fuji山中湖ハイキング


10月26日(日)「第2回Mt.Fuji山中湖ハイキング」レポート

さる10月26日(日)山中湖観光協会主催の「第2回Mt.Fuji山中湖ハイキング」に,NPO富士山ネイチャークラブのスタッフが参加、秋の爽やかな自然の森の中を散策してきましたので、その様子を報告します。

山中湖村では村の活性化を更に図る為、村内外の多くの人たちに山中湖周辺の自然の素晴らしさを知ってもらい、観光立村としての充実を目指しております。
その一環として「出会いふれあい山中湖」を体感し、参加者との交友を図ろうというものです。
昨年は三国山の素晴らしいブナの森をそのコースとしましたが今年はそこから東北3Kmに位置する高指山―切通峠―鉄砲木の頭(明神山)−パノラマ台が今年のコースです。

平野湖畔特設会場には8時30分よりぞくぞくと、なんと180人もの参加者が集合した。
今日の天候は雲ひとつ無く、無風、完璧に空が抜ける秋空だ。

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村長のご挨拶では今後の観光山中湖の方針が明確、丁寧に、そして力強く示された。
特に村内外の多くの意見とNPO諸団体の活動が不可欠であるという広い見識には多くの人達の共感を呼んでいました。
観光協会の方の合図で全員バスに分乗、スタート地点ホテルラフォーレ道下まで移動した。

 高指山は標高1174mで銀色に光るススキの斜面を30分ほどひたすら登り、ひと汗かいた所にあります。うっすらと雪化粧した富士山を東から眺め、参加者はその美しさに皆歓声を上げており若い男性も女性も、娘に手を引かれたご年配の方々も満足気でした。
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汗が引いた後、切通峠をすぎ鉄砲木の頭に向かいます。ゆっくり歩いて1時間30分程度、この森の素晴らしさには驚きました。ブナ、ミズナラ、カエデを中心とする広葉樹の葉はそれぞれに輝き,足元にはリンドウ、ヤマラッキョウ、が草の中から顔をのぞかせ、野菊類が道端を彩り、まさに秋の森の散策気分が満喫できます。

<写真はヤマラッキョウの花>
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森が一瞬切れたとき、そこが鉄砲木の頭です。富士山がまた我々を迎えてくれます。それぞれに思いのままにくつろぎ昼食です。 山での食事は楽しいものです、遠くの人も、近くの人も実に美味しそうに笑顔のなかで口に運んでおりました。

各々30程度の昼食後、靴紐を締めなおし、山を下ります。
この道は慎重に、左の富士山には申し訳ないが、見とれず足元をしっかりと見て下りなければいけません。雨水で掘られた道はすべりやすく危険です。山道の整備が必要に思いました。

30分後斜面の終点はゴールのパノラマ台です。ゆっくりと富士山を眺めました、少し中腹に雲が掛かっており、時計を見ると午後1時30分でした。

私達は去年に続きこのハイキングで村内の多くの方と知り合い今後の友好と再会を誓い合う事ができました。自分達の研鑚を更に深めお互いに山中湖の活性化と環境保全に係わる活動を積極的に進める必要を強く感じこのイベントに参加できたことを大変有意義に思いました。 

皆さん、来年は一緒に参加しませんか。

<大倉>



イベント報告

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