2003年 10月 第3回きのこ観察会
11月になりましたが、この時期としては冷え込みも緩く穏やかな日々が続いています。皆様如何お過ごしですか。
さて、当クラブが主催する今年最後の「キノコ観察会」が去る、10月18日(土)山中湖周辺で開催されました。
当日の模様をレポートします。
10月18日(土)朝一番の空模様はとても明るく青空が見える。良い天気と確信した。午前10時過ぎ受付を済ませた参加者とスタッフが今日の目的地三国山方面に向かう。
登山口でオリエンテーションを済ませると早速登りにかかる。不作の今年は過去2回の観察会は散々な状況だった。
今日も、そう期待できないと思いつつ・・・・・・・目を配る。すると少しずつキノコ達が見え始めた。
「チャナメツムタケ」「エノキタケ」「ムキタケ」「ヌメリツバタケモドキ」「アシグロタケ」などなど
参加者同志の情報交換も始まった。
キノコ観察だけが楽しみじゃないよ。お父さんと一緒の森歩き、楽しいね。
しばらくすると、天候が急転、突然雨が降り出した。大した雨ではないが・・・。最初の目的地を一通り散策し、次の目的地に移動する。
次の目的地では「コガネタケ」の大群落が一行を迎えてくれた。
カラマツ林に足を進めると「ハナイグチ」「シイタケ」などなど、数も多くなってきた。小雨が降る中での観察会は、残念ながら早めに切り上げて富士山ネイチャークラブの山中湖事務所(キビタキ荘)にご帰還。
今日は雨降りなので事務所の会議室で恒例の「キノコ汁」を味わっていただく。
「美味しいね」という言葉に、スタッフの笑みがこぼれる。
キノコ汁で腹ごしらえが終わると、皆でキノコの同定会を開催。あれこれとキノコ談義が尽きない。
今年最後の「キノコ観察会」は、後半、小雨が降る中での実施となりましたが皆さんのご健闘もあって、3回の中では最も多くのキノコ達を観察することができました。
今回ご参加いただいた皆さん、来年またお会いしましょう。
<担当 田中>
イベント報告