2005年 6月 第6回富士・山中湖ぐるりんウォーク
去る6月4日(土)、5日(日)の2日間に渡って、花の都公園特設会場を起点とする「第6回富士・山中湖ぐるりんウォーク<主催 山中湖村>」 が開催されました。両日で700名を越える参加者が、7つのコースに挑戦するビックイベントとなりました。NPO富士山ネイチャークラブは、山中湖村の委嘱を受けて、「20Kmコース」のコースガイドと今年新設された「5Km諏訪ノ森エココース」のネイチャーガイドを担当しました。4日(土)の参加者は、全体で380名、さわやかな天候に恵まれる中、盛大に開会式が行われました。「5Km諏訪ノ森エココース」には21名が参加されました。スタートに先駆けて、オリエンテーションを実施、「自然観察しながらゆったりと歩く」このコースの特徴をご紹介し、いざスタート。富士山を仰ぎながら、富士山の生い立ちや、「鷹丸尾溶岩流」の歴史を振り返る。山中湖から流れ出る唯一の河川で相模川の源流でもある「桂川」の歴史的な役割を学ぶ。至るところに「うぐい」「あぶらはや」などの魚の群れが観察される。とても豊かな川だ。上空では賑やかに「ひばり」のさえずりが響き渡る。諏訪の森では、豊かな樹木、植生を観察するとともに、「ムササビ」の生態について話を聞いていただく。木陰談義に涼しい風が気持ち良い。5Kmを2時間かけてゆっくり歩いた「エココース」も、いよいよゴール。「完歩証」を頂いて、最後に全員集合で記念写真撮影。参加者の皆様、大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。来年もまた参加して下さいね。山中湖の自然をこよなく愛する富士山ネイチャークラブは、山中湖村の委託事業にも積極的に取り組んでいきます。(田中)