2007年 6 月 青木ヶ原樹海と洞くつ探検


去る6月24日に実施しました当NPO主催イベント「青木ヶ原樹海と洞くつ探検」についてご報告いたします。
 

道の駅鳴沢に集合した面々は、すでに行く気満々。各人ヘルメットを配られると否が応でも気分は洞窟へと高まっていく。車に分乗し現地に到着。まずは、入念な準備体操を行って身体をほぐす。

 

  

 

 

青木ヶ原樹海の中へと精進登山道を入っていく。ホンシュウジカのかじり痕に生きの息遣いを感じ、木のうねり・のたうつ根に溶岩大地に広がる森の形を見る。
大室山の麓ではカツラやミズナラの大木に心を奪われる。横たわる大木にキノコの
群生もありました。

 

 

大木の枝葉に雨をしのぎ、昼食を取っていると森の気配が心地よい。

午後はいよいよ洞窟へ。入り口を降りるとまだまだ床には氷が残り十分注意して下っていく。

さらに奥へ進んでいくと、氷の柱や氷筍・ツララがあちらこちらに見えてくる。氷のミニテーブルもできている。氷の中に封入された石は氷の厚さを想像させる。暗闇と静けさをじっくり味わった。

 

 

  

 

入り口に帰ってくると森の緑が目にしみる。何度来ても、現実世界に戻ってきた安堵感でほっとする。初めて溶岩洞窟へ入った皆さんいかがでしたか? 自然は大胆な一方で繊細です。私達にいつまでもその感動を与えてくれるよう共に見守っていきましょう。

遠方よりのご参加ありがとうございました。

<難波>



イベント報告

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