2007年 7 月 野苺の道と山野草めぐり


7月28日(土)に実施しました「野苺の道と山野草めぐり」の模様について

レポートいたします。

 

 

日差しはサンサン、今日も暑くなりそうだ。 早速二十曲がりに向かう。ストレッチを十分にし、石割山へ登っていく。 

深い紫のウツボグサやノハナショウブ・おなじみヤマホタルブクロ・ヤマオダマキ・シモツケ・オカトラノオ・まっ黄色のキリンソウ・・・などなど多彩な花たちが私たちを出迎えてくれました。

      

      

 

そしてなんといっても皆さんのお楽しみ、苺の試食タイム。クマイチゴは今が熟れ時。苦味もなく「おいしい!おいしい!」と大評判。そういえば道々にたくさん見られる動物達のフン(おそらくテンと思われる)も木の実の種だらけである(さくらんぼや苺類)。この時期は彼ら彼女ら野生動物にとってもフレッシュなフルーツをほおばれるステキな季節に違いない。もう一つの小粒な苺はクロイチゴ。これはまだまだ未熟で完熟してくると黒くなるからクロイチゴ。これも美味な苺の一つである。

  

 

おっと、おいしいからといって野生動物たちの分まで食べないようくれぐれもご配慮を。7月上旬訪れたときはモミジイチゴがたわわだったから、苺たちも少しずつ熟れる時期をずらすことで動物や鳥達に自分こそは食べてもらいたいと思っているようだ。苺たちには苺たちのたくらみがあって、おいしいものを見返りもなく動物達に分け与えるほどお人よしでもない。飲み込んだ苺の種はフンとしてだしてもらわなくてはならない。そう、動物や鳥達を利用して、苺の種は翼や4本の

足によって運んでもらっているのだ。運賃ただ?

団子も花も、というわけでフシグロセンノウや今後の季節に楽しみなのがコオニユリ。夏の草原オレンジ色はとてもよく似合う。来週も再来週も移ろう苺の試食をしたいくらいだ。

  

石割山を経て石割神社に詣で、帰路に着く。

 

最後に、担当スタッフから感想を一言。暑い中急な斜面を登ったせいか??なぜかよく笑いの起こった一日でした。おかげさまで暑さを感じる間もなく、楽しい1日となりました。遠方各地より集まってくださった皆様ありがとうございました。皆様とまためぐり会える日を祈っております。

(難波)





イベント報告

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