2007年 8 月 虫虫ウォッチング
8月11日(土)に実施しました、夏休みイベント「虫虫ウォッチング」の模様をリポートします。今回の観察ポイントは、水辺があり、山野草が豊富な「石割神社 登山口」を選びました。スタッフから「1週間前の下見の状況を踏まえて今日観察が期待できる昆虫たち」「どんな虫でも見てみよう:普段気がつかない虫たちの発見」「虫の気持ちになっって虫を観察しよう」などの話を聞いていよいよ出発。目を慣らすためにまず、草むらで小昆虫を探す特訓を行う。なかなか見つからないが次第にどんなところにどんな虫たちがいるかが、わかってきた。数は少ないが小さいバッタたちも確認できた。登山道を川に沿って上って行く。やがて「蝶」たちが姿を現し、あちこちで歓声が上がる。そう簡単に、網で捕獲できない体験も含めて、親も子供達も「夢中」になっていく。圧巻だったのは、メタリックな輝きが特徴の「カラスアゲハ」と思われる大型の蝶の群舞が観察できたこと。堰堤の滴る水に10匹以上がが群がっていました。距離があり、望遠での写真で見難いカットですが、雰囲気だけでもお届けします。出発地点に戻って、今日観察できた昆虫たちの同定(名前の分からない昆虫もありましたね)や、今日は観れなかったが山中湖地域で観察されるその他の「昆虫たち」をパソコン上で観察して頂くなど、山中湖村の自然の豊かさを実感して頂きました。今回は暑い暑い陽気も手伝って、多くの種類を確認することが出来ませんでしたが、珍しい昆虫たちを発見した折は、是非当NPOにも一報いただければ幸いです。(田中)