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Blog, イベント報告
2025-07-30

2025年7月11日、18日 認定こども園ウブントゥ「ナイトハイク」

 今年も7月11日「ウブントゥ富士の森」、7月18日「ウブントゥ忍野の森」の園児たちが恩賜林の森で「ナイトハイク」に挑戦しました。

 挑戦? なぜならこの「ナイトハイク」では一切ライトを使用しません。園児たちにとって暗やみでの活動は挑戦の連続でした。7月18日に実施した「ウブントゥ忍野の森」の活動の模様をご紹介します。

 午後7時、日没と共に園児たちが森の入口に到着しました。元気いっぱいの園児たちとご挨拶して、ゆっくり森の中に進んで行きます。木立の間からきれいな夕焼けも見ることが出来ました。

 “さあ、ここからはおしゃべりは止めて夜の森の音や匂いを感じ取って下さい”とスタッフからアドバイス、無言となった園児達の足音だけが聞こえます。やがて辺りは暗やみに。

 最初の課題は「目かくしトレイル」です。暗やみの中、一人一人が「目かくし」して木々の間に張られたロープを頼りに進んで行きます。スタート前は緊張感でいっぱいの園児たちも自分の番が来ると整然とスタートしていきます。ゴールすると「もう一度やりたい」コールが。

 次の課題は「勇気の小道2人歩き」です。更に森の奥に進んで行くと辺りは完全な暗やみになりました。白いカードを頼りに2人で手を繋ぎ、無言で森の道を進みます。静かな森に、“さくさく”と園児たちの進む足音だけが聞こえます。ゴールで待受ける先生に「頑張ったね」と声を掛けられ、ほっとした様子でした。(ただし暗やみなので園児達の表情は分かりません)

 園児たちの暗やみでの活動が続き益々五感が敏感になってきました。次の課題は「匂い当て」です。スタッフが用意した課題の植物の匂いと、3種類の植物の匂いを比較して同じ匂いを当てます。さすが感度の高い園児たち、全員が正解しました。

 次の課題は、いよいよ「勇気の小道一人歩き」です。暗やみになれてきたと言え、一人での行動は大きな試練です。白いカードを頼りに曲りくねった森の道を一人で進みます。前も後も誰も見えない間隔で自分の足音だけが聞こえる、まさしく「勇気の小道」そのものでした。しかし、全員が無事、ゴールに到着出来ました。みんな頑張ったね。

 そして最後は、全員が森の中で寝転んで、静かに夜空を見上げました。心地よい森の風を感じながら森の静粛、そして木間から見える無数の星を観察しました。「ずっとここにいたい」との声も。

 静かに立ち上がり、ゆっくりと森の入口に戻ります。今日の体験はどうでしたか? と聞くと「とても楽しかった」との大きな声が。園児たちにとってはかなり勇気が求められる課題への挑戦が「楽しかった」と締めくくる園児たちに感服しました。また、一回り成長しましたね。

 自然の中での体験や遊びは、子どもの心とからだの成長にとても必要なもの。自然の中での遊びをとおして体の使い方をおぼえ、体力を養い、見通す力を鍛え、知恵や工夫を生み出します。季節のうつろいを肌で感じ野生の力を研ぎ澄ませます。更には想像力を広げ社会性を身につけて行きます。ウブントゥの園児みなさん、これからも色々な自然体験を通して、感性を磨き、そして強い人間に成長して下さいね。

  <リポート 田中留雄>

認定こども園「ウブントゥ」サイト情報

*ウブントゥ富士の森

  富士の森 » ウブントゥ|認定こども園・保育園

*ウブントゥ忍野の森

  忍野の森 » ウブントゥ|認定こども園・保育園

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