2025年10月30日 杉並区立和田小学校5年生 山中湖移動教室 「パノラマ台ハイク」
杉並区立小学校の「山中湖移動教室」、今年最後の実施校となった和田小学校が一気に秋めいてきた山中湖村の「パノラマ台」登山を楽しみました。晴天に恵まれ冠雪した富士もはっきり見えました。子どもたちからは “わー、きれい、きれい” の歓声が上がりました。


スタート地点の「きらら」で、元気な子どもたちとガイドがお互いに「よろしくお願いします!」と挨拶していよいよ出発です。
先ずは、「きらら」の広場で富士山と山中湖をバックに学年全体で写真撮影、思い出に残る1枚になましたね。

写真撮影が終わると、クラスごとに分かれてレクチャー開始です。富士山の成り立ちや自然の特徴について説明を始めると、「それ知っています」「富士山は4階建てです」「今の富士山(新富士)ができたのは1万年前です」などなど、次々に富士山に関する知識が飛び交いました。
“なんでそんなに富士山に詳しいの?”と訪ねると。一斉に“学校で勉強してきました!”との回答に、“それはすごいね”と会話が弾み、スタートから一気に盛り上がりました。富士山や山中湖を目の前にして「なんでこんな美しい形になったのか?」 「富士五湖がどのようにできたのか?」 についてもその理由を考え、確認しました。
広葉が始まった自然林の登山道を登っていくと、登山道の脇には色々な「キノコ」が出現。そのたびに“このキノコの名前は?”“食べられますか?”と興味津々。秋の恵みですが、もっと注目すべきはキノコが森の中で重要な役割を果たしていることです。





写真にありませんが、とても美味しい「ナラタケ」も発見しました。“このキノコ食べてみたい!”は、もっともな感想でした。
「ブナの大木」の周りでは、休憩を取りながら皆で「ブナの実」を拾いました。そして、ブナの実はクマの大好物であることも学びました。また、近くには「シカ」の足跡が多数あり、遭遇する期待もありましたが、残念ながら今回は「シカ」に出会うことは叶いませんでした。

「きらら」を出発して1時間を過ぎた頃、今日の目的地である「パノラマ台」に到着、早速展望台から山中湖と富士山の大パノラマを楽しみました。雲の合間に富士の山頂が見えましたね。

パノラマ台で楽しんだ後は、もう一段高いところまで登って、銀色に染まるススキの海原と山中湖全体を眺望、 “山中湖は何の形に見えますか?” いくつかの回答の中に“クジラ!” との声が、そして“あそこが頭で、こちらが尻尾です“と説明してくれました。


しばらく眺望を楽しんだあと下山開始、登って来た道を下って行きます。「ミズナラ」の大木が枯れている現場でその原因を考えました。「暑かったから」「地面の水分がなくなったから」・・・・そして「虫が入ったから」の正解が出ました。「カシノナガキクイムシ」が木の幹に入り込んで卵を産みますが、その際にムシに付いている「菌」が木を枯らしてしまいます。“かわいそう”との声もありましたが、これも自然の営みですね。
下りはテンポ良く歩いて行きます。

そして、全員無事にスタート地点の「きらら」に戻ってきました。

「ありがとうございました」と挨拶の後、待ちに待った「お弁当」タイム。パノラマ台ハイクの疲れも吹き飛んで笑顔がこぼれます。和田小学校5年生のみなさん、山中湖「パノラマ台」自然体験はいかがでしたか。皆さんにとって忘れられない思い出の一日になったなら大変うれしく思います。
<リポート 田中留雄>







