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2019-08-13

2019.8.12 環境省主催 富士山自然観察会 FNCスタッフ参加

「山の日」記念 お中道を歩く「富士山自然観察会」に参加しました。主催は環境省関東地方環境事務所。講師は中野隆志先生(植物/森林生態学)と吉本充弘先生(火山地質学、富士山噴火、火山防災、岩石)のお二人。富士山の植物と火山地質を同時に学ぶ大変贅沢な観察会となりました。

■観察のキーワード(順不同)

マグマ溜り、火山ガス、菌類/藻類、地衣類、カラクサゴケ、瞬間冷却、ギャップ、更新/変遷、枝と樹齢、風衝樹形の成立ち、温暖化と植生、高温酸化、コケモモの寿命、年輪の偏り、気孔、オンタデ/フジハタザオの違い、雪と植生、セーフサイト、ナースプランツ、ゲリラ形、根圏、1:2:1、長枝/短枝、根粒菌/窒素、GPS、溶結凝灰岩、お中道/シカ、大シラビソ/シラビソ  などなど

■講師の先生からのメッセージ

地質学も植物の生態学も研究内容が日々進歩している。古い文献は「古い研究」であり、今となっては間違った解釈も多い。勉強するなら、出来るだけ最近の文献で勉強して欲しい。

■FNCスタッフの参加

本観察会には、FNCスタッフ8名が参加しました。富士山の最新の研究結果を学ぶとともに、今後のネイチャーガイドのあり方を考える上で大変良い勉強になりました。 ネイチャーガイドは研究者ではありません。あくまでもインタープリターとして自然を分かり易く紹介し、生徒さん達に自然の偉大さと自然(環境)の変化や課題について思慮を高めて欲しいと願っています。

観察会の模様です。

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観察会に参加したFNCのスタッフ

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<リポート 田中>

 

 

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