2021-12-13
2021年11月12日 武蔵野市立桜野小学校4年生 「樹海ツアー」
秋晴れの中、11月12日に武蔵野市立桜野小学校4年生と青木ヶ原樹海を自然観察しました。風穴、または氷穴に入り、溶岩が作り出した洞穴の大きさに子どもたちは歓声を上げていました。
毎年、プレセカンドスクールとして富士山での自然体験活動を行っている学校で、FNCはその体験活動のサポートをしています。6月には事前学習として「富士山の自然」のオンライン講義も行いました。しかし、9月に予定していた体験活動はコロナの影響で延期、11月に日帰りツアーとして、お中道ハイキングから樹海ツアーに変更しての実施となりました。ツアー場所は変更になってしまいましたが、昨年はほとんどの学校で体験活動は中止になり、私たちスタッフも2年ぶりに桜野小学校の子どもたちに会えたこと、体験活動のサポートができたことに感謝の気持ちが沸き上がりました。
「今日は晴れているのに、なぜ樹海の道はぬれているような感じなの?」
「この赤い実は何?」
「樹海の中はなぜデコボコなの?」
「樹海の道は歩きにくいなあ。小さな石が多いからかな?」
「森の中はいい香りがするのはなぜ?」
桜野小の子どもたちは本当に好奇心旺盛で、歩きながら質問もいろいろと出てきました。
元気いっぱいに樹海の自然に溶け込む子どもたち。最後に洞穴に入る前も「寒いのかな?上着を着よう」とドキドキワクワクでした。
「もっといろいろなお話を聞きたかったな~」と言ってくれた子どももいました。
なかなか動物の姿を見ることは難しいですが、リスが食べた松ぼっくりやシカが樹皮を食べた痕などを観察することができました。きのこや昆虫も見つけ、森の中での命のつながりを実感できたツアーになりました。
当日の活動の模様を紹介します。
<リポート 関口>
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