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Blog, イベント報告
2022-10-28

2022年10月4日、5日 武蔵野市立第二小学校4年生「プレセカンドスクール」 

武蔵野市立第二小学校4年生75名が「プレセカンドスクール」で富士山麓にいらっしゃいました。第二小さんは昨年、新型コロナの影響で富士山麓での活動が中止となった経緯があり、その分、今年の「プレセカンドスクール」に向けた熱い思いが伝わってきました。10月4日、5日の二日間、元気な子供達の自然体験学習をサポートさせて頂きました。

■10月4日午後 「ネイチャーラリー」

初日の午後、山中湖文学の森「かちかちやま広場」で自然体験活動「ネイチャーラリー」に挑戦しました。このプログラムは、現在の便利な時代から、原始の時代にさかのぼり、当時の生活の様子をゲームで体験するものです。5,6人のグループで各ポイントの課題をクリアして行きますが、しかし、そう簡単には突破出来ないのが。このラリーの特徴です。

オープニングでは、代表の子供さんから挨拶を頂き、引き続いてスタッフの紹介やルールの説明、そしてこの時期、特に気をつけなければいけない「スズメバチ」への対応などを共有しました。出発前にグループ毎に約1分間「戦略ミーティング」を行っていよいよスタートです。笛を合図に各グループが一斉に最初のポイントを目指して走って行きました。

クリアすべき課題のポイントは8つ、進み方はグループの戦略の一つで、如何に効率よく回るかも成果に直結します。各ポイントは時間内であれば3回まで挑戦でき、成果を高めて行くことが出来ます。

子供達の活動(挑戦)の模様をご紹介します。

活動中の子供達からは

・どのポイントもみんな楽しい。

・自分は「火おこし」が出来なかったが、一番楽しかった。もう一回挑戦します。

・1回目より2回目の方が、得点が上がった。

・パチンコの打ち方が分かり、全部命中出来た。

・ロープ渡り難しいと思ったが、意外に楽に渡れた。

・原始の時代に生きるのは大変なこと。自分は生きられないかも。

などなどの感想が寄せられました。ほとんどの子供達が、「この体験は初めて・・・」とのことでしたが、一人一人、それぞれに色々な感じ方、受け止め方があったと思います。

■10月5日午前 「富岳風穴―鳴沢氷穴/青木ヶ原樹海 自然観察学習」

降雨が予想される中、元気な子供達が富岳風穴に集合しました。代表の子供さんのあいさつに引き続いてガイドの紹介、注意事項を共有して、スタートしました。

青木ヶ原樹海の成立ちや富士山との関係について学んだ後、先ず「富岳風穴」に入洞しました。溶岩洞穴がどのように出来たのか、洞穴内の様々な現象、造形を観察しました。ひんやりとした洞穴の最深部には自然の冷蔵庫として活用されたいた様子が展示されています。種の保存やお蚕の卵の保存に利用され、地元の産業発展に役立っていたことが分かりました。風穴を出ると、いよいよ樹海の自然観察コースを進んで行きました。

子供達は一人一人「観察ノート」をもって、ガイドの説明内容や自分で気づいたこと、発見したことを次々に書き込んでいました。そしてガイドにはたくさんの質問がありました。

・なぜ、木の根っ子が浮き上がっているの?

 ・コケと溶岩は仲良しなの?

 ・傾いている木が多いのはなぜ?

 ・溶岩流はどこまで流れたの?

 ・溶岩に細かい穴が開いているのはなぜ?

 ・ここにはどんな動物がいるの?

 ・このキノコは食べられるの? (色々なキノコを見つけました)

 ・磁石は本当にぐるぐる回るの? (実際に30度ぐらい回るのを確認しました)

自然観察学習への積極的な姿勢は目を見張るものがありました。

このコースの最後の見どころは「鳴沢氷穴」への入洞体験でした。細い洞穴を進んでいくと、そこには自然の氷が輝いていました。洞穴の上部から落ちた水が凍ってタケノコのように出来た氷の柱「氷筍」も観察出来ました。洞穴内の自然現象や冷気に歓声が上がっていました。

氷穴の観察を終え全員無事ゴールしました。クロージングでは代表の子供さんからガイドスタッフに丁寧な感謝の言葉がありました。そしてガイドスタッフからも皆さんに感謝の意をお伝えしました。

“皆さんが想像していた青木ヶ原樹海と実際に自分の目で観察した青木ヶ原樹海はどうでしたか?”の質問に多くの子供達から“ぜんぜん違っていた”との声が。自分の目で見たもの、発見したものはすべて事実です。自然体験学習の醍醐味を子供達が一番感じ取っていました。

<リポート 田中>

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