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Blog, イベント報告
2023-09-02

2023年8月5日 東星学園小学校4・5年生「三湖台ー竜宮洞穴ー西湖根場浜」ハイク

 猛暑続きの今年の夏。でも、そんな暑さに負けない元気な東星学園の4・5年生たちが夏期学校で富士山のふもとを訪れ、ハイキングを楽しみました。

 東星学園さんは、コロナ禍のため、宿泊のある夏期学校は久しぶりです。4年生も5年生も初めての宿泊体験で、待ちに待った行事。今回のハイキングに向けて、朝のあいさつも大きな声が響きました。

 今回のハイキングは、暑さ対策がカギとなりました。水分補給をこまめにとり、あわてずゆっくりと山頂を目指しました。コースは富士山の見晴らしが素晴らしい三湖台と、自然豊かな青木ヶ原樹海です。途中お昼も食べて、5時間ほどの長い行程でしたが、無事最後まで頑張ることができました。

 三湖台は西湖と富士山との間にある山塊です。少しずつ登っていきましたが、暑さと慣れない山歩きに友だち同士お互いを励ましながら山頂を目指しました。「山登りは疲れる!きつい!」と、気持ちが落ち込みそうな子には、「大丈夫?アメ食べる?」と声を掛ける様子が何度も見られました。暑い中、一歩一歩確実に進んだ分、頂上に近づきます。

 三湖台の頂上に到着すると、登りの疲れは吹き飛び、 「富士山が近い!」「湖がずっと下に見える」「森の緑の色っていろいろあるね」「ヤッホー」と次々歓声が上がりました。

 下山では「転びそう!こわい!」という声も上がりましたが、「足の裏ではなくお腹に力を入れてバランスよく!」とアドバイスすると、「転ばなかった!」と喜んでくれました。子どもは身体の使い方を学ぶのが早いです。

 樹海に入るとすぐに竜宮洞穴があります。地元の方々に大切に守られてきた洞穴です。洞穴内は入れませんが、穴の近くまで少しだけ降りると、ひんやりとした空気になり、暑さを和らげてくれました。「涼し~い。ずっとここにいた~い」と天然クーラーでひと休みできました。

 そして、ゴールの西湖まで青木ヶ原樹海を観察しながら進みました。暑さも疲れもピークに達していたと思いますが、「三湖台の時と道も木も違うね」「ちょっと暗いかな」と、樹海の様子も感じとることができました。西湖が見えると「飛び込みたい!」と子どもたち。無事ゴールできた達成感を私たちも味わうことができました。

  <リポート  関口東子>

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