公益法人ユネスコ・アジア文化センター様 国際交流事業 2018.10.12
2018年10月12日、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)様の国際交流事業「インド教職員招へいプログラム」の一環として企画された「エコツーリズム体験学習(青木ヶ原樹海/西湖コウモリ穴自然観察)」(18名様)をNPO法人富士山ネイチャークラブがサポートいたしました。
時折小雨の混じるあいにくの天気でしたが、かえって青木ヶ原樹海の豊かな緑は鮮やかに映え、インドからのお客様はその美しさに感動されていました。青木ヶ原樹海散策のスタートは西湖野鳥の森公園。青木ヶ原樹海と富士山の成り立ちについてお話した後いよいよ森の中へ。
様々な種類のキノコが森の景色に彩りを添えお客様を出迎えてくれました。皆さん、個性的な姿のキノコの前に立ち止まってはその姿を熱心に写真に収めていました。お客様は理科の教員の方々が多く青木ヶ原樹海の植生・生息動物等に大変興味をお持ちの様子で、こちらの説明に熱心に耳を傾けてくださいました。散策途中では植物に関して専門知識をお持ちの方が即席の講義を始める場面もあり、他の方々が生徒のように一生懸命お話を聞いていたお姿はとても微笑ましいものでした。
大変強行なスケジュールの中、疲れたご様子もなく青木ヶ原樹海散策を大いに堪能していらっしゃいましたが、これは青木ヶ原樹海(自然)の力に依るところが大きいのではないでしょうか。ツアー終了後の皆さんの活き活きした表情がそれを物語っていました。
ツアーに引き続いて第2部では山梨の郷土料理「ほうとう」作りを体験して頂きました。和気あいあいの雰囲気の中、麵作りから野菜の刻み、味付けまで全て体験して頂きました。
インド教職員の皆さまとの交流は我々としても大変勉強になりました。そしてこの機会を作って頂いたACCU様に心から感謝いたします。NPO法人富士山ネイチャークラブは、国内教育関係者のみならず、海外の教育関係者、関係団体との交流を更に高めて、環境教育、自然体験学習のあり方を幅広く研究して行きたいと思います。
以下、当日の活動の模様を写真でご紹介いたします。
<リポート 湯山、田中>