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Blog, イベント報告
2021-08-03

2021年6月21日 開智日本橋学園中学校3年生「森のフィールドワーク」事前学習

 昨年延期となってしまった、開智日本橋学園中学校2年生の「森のフィールドワーク」が、年度を越えて6月行われることになりました。その事前学習の講師として、NPO法人富士山ネイチャークラブのスタッフ2名が東京都中央区にある学校を訪れました。

 すでに中学3年生になった生徒さんたち。今年は「森のフィールドワーク」と「都市型フィールドワーク」を2度に渡って実施されますが、まず第一弾となる「森のフィールドワーク」への期待感と熱気がお会いしてすぐ伝わってきました。“絶対「森のフィールドワーク」を成功させよう”と呼びかけた実行委員長さんの強い意志は学年全体に共通しているようでした。事前学習は講話方式で実施されましたが、みなさん、一生懸命にメモを取りながら、最後まで講師の話を聞いていました。

 「森のフィールドワーク」は、毎年、富士山の側火山である、大室山のふもとで行われます。大室山は富士五湖のひとつ精進湖から始まる登山道の途中にあり、山のふもとを囲うように青木ヶ原樹海が広がっています。噴火の際にできた富士風穴などの溶岩洞窟もたくさんある、みどころいっぱいのフィールドです。なぜ富士山は日本列島のこの場所に誕生したのか、そして大室山や樹海がどのように形成されたのかなどを学んで頂くと共に、現地の状況をスライド中心に紹介いたしました。

 開智日本橋学園中学校のフィールドワークは「現地発見・現地解決型」探究活動であり、学校が非常に力を入れている活動です。私たちスタッフもこれまで見過ごしてきたことはないか振り返り、鳥の目、虫の目を忘れずに、生徒達の活動をサポートできたらと思っています

写真は事前学習の模様です。

<リポート 関口>

参考> 開智日本橋学園中学校 サイト情報 

開智日本橋学園中学・高等学校 – 学校法人開智学園 (kng.ed.jp)

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