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Blog, イベント報告
2022-10-11

2022年9月22日 武蔵野市立第五小学校4年生 プレセカンドスクール

武蔵野市立第五小学校4年生は「プレセカンドスクール」で毎年富士山麓にいらっしゃいます。2022年度は9月21-23日の日程で実施されました。2日目の午前、自然体験活動「ネイチャーラリー」に挑戦して頂きました。本来ならば野外での活動でしたが、当日は朝から雨がパラツキ、「室内版ネイチャーラリー」に切替えての実施となりました。宿舎の第一体育館、第二体育館を使って活発な活動が展開されました。

オー-プニングで、挨拶いただいた子供さんから“すごく楽しみにしている活動です。よろしくお願いします”との熱いメッセージを頂きました。サポートする富士山ネイチャークラブのスタッフ紹介やルール説明、諸注意を共有して、いよいよスタート。18グループが一斉に最初のポイントに走って行きました。

「ネイチャーラリー」は、今の便利な生活から、一旦原始の時代にさかのぼって、当時の生活の様子をゲーム方式で体験(挑戦)する活動です。生きていくためには、先ず食料を確保しなければならなりません。しかし、そう簡単に行かないのがこの「ラリー」です。8つのポイントの進み方は自由ですが、どう進むか・・・、どうクリアして行くか・・・、すべてグループに委ねられます。

・悪路を突破する体験「竹ポックリ」 

・獲物に気づかれないようそっと近づく体験「サイレントウォーク」

・動物の足跡から動物を当てる知識「足跡から動物探し」

・暗やみを歩く体験「目かくしロープ」

・獲物に届くようにより遠くまで投げる体験「ヤリ投げ」

・食料を確保する体験「魚釣り」

・その他、「丸太切り」、「重さ当て」などにも挑戦して頂きました

あっという間に時間が経過し終了となりましたがグループによっては2回。3回挑戦したところも。最後の最後まで全力で挑戦し続けた子供達の笑顔がとても印象的でした。

クロージングでは、多くの子供達から感想が寄せられました。

・昔の人は動物の足跡からいろいろのことを考えて獲物をとっていたことを知りました。

・ネイチャーラリーを体験して、昔の人はこんな大変な思いをしていたんだなぁと痛感しました。

・最初はうまくできなくて悔しかったことも、何度もチャレンジするうちにできるようになってうれしかった。

・「ヤリ投げ」の2回目は1回目より遠くへ投げられるようになりうれしかった。

・重さ当てが難しくて、何度も挑戦して、最後に当てることができてとてもうれしかった。

・「サイレントウォーク」はグループ全員で3歩と言う最高の記録が出せてとてもうれしかった。

  そして、最後に「こんな素敵なネイチャーラリーを考えてくれた富士山ネイチャークラブのスタッフの皆さんに感謝の気持でいっぱいです。」のコメントにスタッフ一同、大きな感動に包まれました。

  本当にすがすがしい子供達でした。各ポイントでの挑戦は創意工夫に満ちていました。グループでの「相談」、「決断」、「行動力」を強く感じる活動となりました。

<リポート 田中>

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