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Blog, イベント報告
2022-12-06

2022年11月21日 山崎学園 富士見中学校1年生「課題解決型チームビルディング」

  前日の雨は、富士山では大雪に。真っ白な富士山と山麓の紅葉が見事なコントラストを描く中、山崎学園富士見中学校1年生が鳴沢の広場に集いました。「課題解決型チームビルディング」活動として、「第1部 フレンドシップゲーム」「第2部 ネイチャーラリー」に挑戦しました。その活動の成果を1部、2部合わせてクラス対抗で競いました。

■第1部「フレンドシップゲーム」

  入学して8ヶ月、生徒数が250名を超える学年では、まだまだ知り合いになっていない生徒さんがたくさんいらっしゃいます。この活動を通してクラスの枠を超えた出会いの機会を作り、学年全体の親交を深めました。

・「挨拶ゲーム」 出来るだけ多くの人と「挨拶」するゲームです。クラス以外の人で1月~12月生まれの人と挨拶します。240人の中から挨拶の相手を探し出す活動は、まさに学年全体が大きな渦を作り出している光景でした。出会いの機会は色々ですが、このゲームで知り合いになれた人が増えたことは大きな財産となったことでしょう。

・「タイムセンスゲーム」 クラス全員の時間に対する感性を試します。個人として、クラスとしてどのような戦略を描いて挑んたか・・・・それが結果に表れます。「やったー!」「えー?」悲喜こもごもの歓声がこだましていました。

・「並び替えゲーム」 円陣の状態から指示にしたがって一気に並び替えします。発言禁止の中、色々なジャスターを交えてコミュニケーションを図ります。クラス全員が正確に並び替えることが出来たクラス、及ばなかったクラスが半々と、厳しい結果となりましたが、改めて大勢でのコミュニケーションの難しさを体験しました。

・「富士山クイズ YES/NO」 富士山に関するクイズを考えながら、富士山の自然、文化、信仰・・・など幅広く学びました。

■第2部 「ネイチャーラリー」

  このプログラムは現在の便利な生活から、一旦原始の時代に遡って自然の中で生きていくための課題を原体験するものです。5,6人で構成したグループ単位で、各ポイントに設定された課題をクリアーしながら得点を獲得して行きます。

  食料を確保する「ヤリ投げ」「ハンター(パチンコ)」「サイレントウォーク」「足跡から動物探し」、 暗闇を進む「目かくしロープ」、自然にはあり得ない物を見分ける「カモフラージュ」、重さの感性を確かめる「重さ当て」、丸太を精度良く切り出す「丸太切り」などなど自然の中で生きていくための課題を体験しました。 

  「簡単そうに見えてなかなか得点が取れない!」「グループで話し合って決めたが間違った、どうしたらよいのか?」「ヤリ投げやハンター(パチンコ)はコツが分かったら上手くいった」「自分の食料は自分で確保する? 生きるためにはやるしかない」「暗闇でもロープ1本あればまとまって進める」「すべてのポイントが楽しい体験だった」などなど色々な感想が寄せられました。

  各ポイントの挑戦が進むにつれて、各グループの熱気が益々高まって行きました。「何としても10点取ります!」「2回目で必ず挽回します」「次のポイントまで走ります」・・・熱い挑戦は時間いっぱいまで続きました。チーム一丸となって課題に挑戦する姿は、チームビルディングの本質を見事に体現した活動となりました。逆転優勝した竹組の皆さんおめでとうございました。

<リポート 田中>

参考情報> 山崎学園富士見中学校高等学校サイト情報

https://www.fujimi.ac.jp/

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