toggle
Blog, イベント報告
2023-05-26

2023年4月20日、21日 大妻多摩中学校「オリエンテーション」活動

 大妻多摩中学校は、入学間もない新入生の「オリエンテーション」をこの時季に富士山麓で実施することが恒例になっています。今年も4月20日~22日の3日間に渡って実施されました。

 「オリエンテーション」の一環として自然体験プログラムが企画され、その活動を富士山ネイチャークラブがサポートいたしました。

初日(4月20日) 「チームビルディング」

 快晴の中、新入生約150人が鳴沢村の「活き活き広場」に集い、自然体験活動を通してクラス、そして学年全体の親交と連帯を図る「チームビルディング」を実施しました。

 第1部/第2部構成で実施しましたが、それぞれの活動結果は得点化され、クラスマッチで競って頂きました。

第1部「フレンドシップゲーム」

 身も心も解放して、クラス/学年全体の親交を一気に深めます。「挨拶ゲーム」では、学年全体で1月~12月生まれの人を探して挨拶するゲームです。入学間もない生徒さん達は大半が初めて会話する人ばかり、このゲームを通して10人を超える学友と知り合いになることが出来ました。この日の出会いは、必ずや今後の学校生活を豊かにしてくれることでしょう。

 引き続いて「富士山クイズ YES/NO 」にも挑戦して頂きました。クイズに答えながら富士山の自然や文化、地域産業との関係などについて学んで頂きました。

第2部「ネイチャーラリー」

 原始の時代(旧石器時代~新石器時代)の暮らしをゲーム化した体験活動です。グループ(6人程)で力を合わせて、8つの課題(ポイント)に挑戦して行きます。最も原始的な暮らしぶりを体験することで、持続可能な世界(地球)の今後を考える機会となったことでしょう。

 クラスマッチは、844点を獲得した「4組」が見事優勝となりました。4組の皆さん、おめでとうございました。

2日目午前 「富士山講話」

 ホテルのホールにて座学「富士山講話」を実施しました。副題は「富士山を学んで自然のことを考えよう」でした。標高0m~3776mに至る富士山は、本州の自然体系が集約されて存在する貴重な山と言えます。この富士山の自然やその変化を学ぶことで、自然環境(地球環境)の課題に気付き、今後の取組みへの起点となることを願っています。

2日目午後 「青木ヶ原樹海自然探究ツアー」

  午前の講話に引続き、午後からフィールド学習として「青木ヶ原樹海自然探究ツアー」を実施しました。イメージしていた樹海と実踏して探究した事実に、大きなギャップがあったようですが、改めて現地、現物を確認する事の大切さが理解されたと思います。

最後に

 大妻多摩中学校新入生「オリエンテーション」の一環として、チームビルディング活動、自然探究ツアーをサポートさせて頂きましたが、今年の新入生も大妻の伝統を受け継ぐに相応しい礼儀作法と笑顔がとても印象的でした。サポートしたスタッフからも、「今年の大妻多摩生も本当にすがすがしい生徒さん達だった」との声が多くありました。

  大妻多摩中学高等学校様は、教育理念として「自立自存」「寛容と共生」「地球感覚」を3つの柱として掲げられています。今回の活動サポートがその一助になったとしたら幸いです。

<リポート 田中>

大妻多摩中学校 サイト情報

大妻多摩中学高等学校 (otsuma-tama.ed.jp)

関連記事