年末恒例の自主企画イベント「門松作り体験」を今年も山中湖「花の都公園」で実施しました。リピーターの方が多く作り方も手慣れた方ばかりでした。何回作っても完成した時は出来映えに感動します。いよいよ新年が近づいているとの実感も高まります。
門松に歳神様をお迎えして、幸多き新年となりますように。
<リポート 田中>
年末恒例の自主企画イベント「門松作り体験」を今年も山中湖「花の都公園」で実施しました。リピーターの方が多く作り方も手慣れた方ばかりでした。何回作っても完成した時は出来映えに感動します。いよいよ新年が近づいているとの実感も高まります。
門松に歳神様をお迎えして、幸多き新年となりますように。
<リポート 田中>
ネイチャーガイドの仕事が落ち着き、スタッフで伊豆研修に行きました。昨年の伊豆東海岸研修に続き、今年は伊豆西海岸へ。まずは、地層美を堪能すべく、堂ヶ島クルーズに乗り込みました。堂ヶ島は西海岸有数の観光スポット。複雑な海岸線と、かつて海底火山だった土地が織りなす白い地層がとてもきれいでした。訪れた日は雲ひとつない晴天で、船からは山頂が白くなった富士山はもとより南アルプスも見ることが出来ました。
そして、クルーズのクライマックス、洞窟の中へと船が入った瞬間は幻想的でだれもが歓声をあげてしまうほど。天窓洞という名所で、洞窟の上部は抜け落ち、光が差し込みます。陸からも眺められ、自然が作り出す美しさに感動しました。クルーズは火山や溶岩の話などが満載の特別船ジオクルーズで、スタッフ一同とても勉強になりました。
そして海を楽しんだ後は、となり町の松崎町へ。なまこ壁という日本の原風景を思わせる情緒ある街並みで有名です。なまこ壁は、外壁に瓦をはり、白い漆喰で目地を作っていて、黒と白のコントラストが特徴的です。海からの西風が強く、火災予防のために蔵や家屋の外壁に利用され、今も左官職人がこの工法を残そうと活動をしているそうです。町には温泉も湧いていて、足湯もあり、温度の高い湯が旅の疲れを癒してくれました。
翌日は伊豆半島最南端の石廊崎へ。複雑な海岸線は、かつて海底火山であったこと、陸地化後の海流や波による浸食作用、陸上火山活動などで形成されています。さらに最近では、1974年の伊豆半島沖地震により、断層が40センチ動いたところも見られました。活断層がのびている場所で、今も伊豆半島が、日本が、地球が動いていることを実感できました。海の塩分による風化作用でできる穴がいくつもあり、その穴にうめこまれたように作られた石廊神社など見どころ満載の土地でした。4月にできたばかりの石廊崎オーシャンパークもゆっくり休めておすすめです。
伊豆半島は2018年4月に世界ジオパークに認定され、各地でジオツアーもさかんです。行かれる方は、ぜひジオガイドさんとともに歩くことをおすすめします。私たちもさまざまな角度から地球の鼓動を学ぶことができ、有意義な研修旅行になりました。
キーワード> 荷重痕 水冷破砕溶岩 マグマの岩脈 逆断層 トンボロ現象 水底土石流 斜交層理 水冷火山弾 軽石凝灰岩 タフォニ 蜂の巣風化 役行者による蓑かけ岩 ウバメガシ トベラ
<リポート 関口東子>
NPO法人富士山ネイチャークラブ今年最後のイベント「門松作り」のご案内です。
新年に向けて、福の神をお招きする「門松」作りを楽しんでみませんか。
自然素材を使用した本格的な門松作りをスタッフが懇切丁寧に指導いたします。
どなたでも参加して素敵な門松が作れます。
■日時:2019年12月14日(土)
10:00-15:00(受付は14:00まで)
■場所:山中湖村 花の都公園 フローラルドーム内
■体験料(材料費込み)
大(高さ75cm位) お一つ飾り 3000円
大(高さ75cm位) 一対飾り(2個) 6000円
小(高さ60cm位) お一つ飾り 2500円
小(高さ60cm位) 一対飾り(2個)5000円
玄関飾り、室内飾り、いずれの用途にも対応出来るサイズです。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
準備の都合上、事前に申し込み頂ければ幸いです。
<連絡先>
電話:080-3623-3282 事務局 田中
Mail: npo@fujisan-nature.com
11月3日、 紅葉が始まってきた山中湖で、「秋の冒険ツアー」を行いました。日差しもある暖かな一日になり、7家族とスタッフの総勢36名でさまざまな冒険を楽しみました。
森の中の冒険、その1。まずは、昔ながらの火おこしに挑戦しました。火に触れる機会は年々遠くなっていますが、人の生活には欠かせないもの。リズミカルに木の棒を回していると、けむりがもくもく出てきて無事に火をおこすことができました。ライターやマッチなど簡単に火をつける道具はありますが、自分の力で火が起こせると大感動で、夢中になって家族で盛り上がりました。
火がついたところで、冒険その2。鶏の丸焼きに挑戦です。今回はダッチオーブンを使いました。鍋にキャベツや野菜をひいて、下味をつつけた鶏を入れ、あとは炭で加熱すること1時間半。やわらかくジューシーな鶏の丸焼きの出来上がり!もうひとつ、焼き芋も仕込みおやつも準備万端です。
そして、いよいよ3つ目の冒険ツアーへ。森の中で五感を使ったネイチャーラリーを行いました。大人気の木登りは、達成感もさることながら、高いところからの景色に子どもたちはうっとり。何度も挑戦する子どもがいました。
目を鍛えるのが、カモフラージュ。自然の中に隠された人工物を探すのですが、これが見つからない。「ヒントがほしい~」という声もありましたが、よく目をこらすと次第に自然にはないものが発見できます。こちらも最後まで達成しようとみなが頑張りました。
獲物を捕らえるためのパチンコ、バランス力を鍛えるロープ渡り、体を低くし手も使って前進するジャングル、竹を切ってつくったかっぽんなど、体も大いに動かしました。
子どもたちが好きなハンモックはいつも満員御礼でした。これらすべてクリアできたら、午後のおかし釣りができます。
さて、お昼。鶏の丸焼きは絶妙な焼き具合に仕上がり、一緒に入れたニンジンやジャガイモ、タマネギもやわらかく、野菜の甘みが凝縮されていました。それぞれ持ち寄ったウインナーやパンなどを焼き、豚汁で体を温めることができました。
午後はお楽しみおかし釣りをしたり、マシュマロを焼いたり、焼き芋に舌鼓をうったりと、のんびりデザートタイムを過ごしました。また冒険ラリーを挑戦したり、自然の中で思い切り遊びました。最後はみな笑顔で写真を撮ることができました。
スタッフも準備段階から楽しんでいるこのイベント。またGWや秋にお会いしましょう。
(リポート 関口)
2019年10月2-4日、聖ヨゼフ学園小学校4年生の体験学習が富士山麓で行われました。富士山ネイチャークラブは3日間に渡って活動をサポートさせて頂きました。今年のテーマは「人類は葛藤を乗り越えて循環型社会の実現を目指す」という教科融合型プログラムのテーマのもと、特に「水(の循環)」について富士山麓を踏査しました。
初日は富士の湧水が活用されている「わさび田」を見学しました、年間の水温が12-15℃で安定していること、大量の水が利用できることなど「わさび栽培」にとても適していることが分かりました。 まさに水の循環の恩恵を受けた営みです。
また、実際の湧水ポイント(陣馬の滝)も観察しました。 そしてその川に生息する水中生物を調査しました。
・カワゲラの仲間
・カゲロウの仲間
・ヘビトンボ
・サワガニ
・カジカ(魚)
・トンボの幼虫ヤゴの仲間
などが次々に確認されました。 名前が分からない生物も・・・。この時期の水中生物は夏に生まれた小さなサイズばかりでしたが、300を超える個体を捕獲し観察することが出来ました。いずれも水の判定基準「きれいな水」(環境省/国土交通編)に生息する生物でした。きれいで豊かな湧水(水の循環)は多くの水中生物を育んでいることが分かりました。調査が終了すると「元気で大きくなってね」の声に送られて川に戻って行きました。
2日目は、御殿場口新五合目から二ッ塚(富士の側火山)周回コースに挑戦しました。前半は自然林の中を気持ち良く歩きながら樹木やキノコや鳥類など、色々な自然の営みを観察しました。幕岩で昼食して、いよいよ森林限界の上にある「二ッ塚」を目指します。 森林限界を超えると広大な富士の火山大地が開けてきました。宝永山が間近に迫り、その後に大きな富士山が構えています。オンタデが黄色に紅葉し、山肌を水玉模様のように飾っています。「これはすごい景色だ!」「日本じゃないみたい!」「ここに立つと心が広くなる!」などの歓声が上がりました。 景色を楽しんだ後は、富士山に降る雨が地面に吸い込まれていく様(水の循環)を「実験」で確認しました。ペットボトルから放たれた水が一気にスコリアの大地に吸い込まれて行きます。富士山はまるでスポンジで覆われている様な感じでした。二ッ塚(下塚)の頂上に立つと改めて富士山の大きさを実感します。帰路は「ミニ砂走り」を体験するなど、富士の魅力たっぷりの一日になりました。
◆登山口から宝永、富士を仰ぐ
◆幕岩
◆下塚の頂上から上塚、宝永、富士を仰ぐ
◆ミニ砂走り
3日目は、富士山の地下(コウモリ穴)に潜り、地下に水が浸透してくる様子(水の循環)を観察しました。洞穴の天井に無数の水滴が輝いていました。これらが集まって地下水を作ります。そして幸運にも洞内でコウモリが飛ぶ姿を見ることが出来ました。また西湖で発見された「クニマス」の見学や樹海ハイクを楽しんで3日間の体験学習が終了しました。
富士山を舞台に「水の循環」について学んだ今回の体験学習、「水の循環」が豊かな自然や生物の命を育む重要な仕組であること、そしてそれを維持していくことの重要性を学びました。
4年生は1年生の時からから4年間、全ての体験学習プログラムをサポートさせて頂きました。最終日のランチを一緒に食べながら4年間の思い出話で大いに盛り上がりました。富士山の自然体験、地域産業の見学、郷土料理や草木染め体験などなど、走馬灯のように駆け巡ります。子どもたちが4年間で体験した全てのプログラムを鮮明に覚えていたことに深く感動するとともに、改めてサポートする側の責任の重さを感じました。5年生からは東北に舞台を移して自然体験学習が続きます。 子供たちの成長に心からエールを贈ります。
<リポート 田中>
聖ヨゼフ学園小学校様 サイト情報: https://www.st-joseph.ac.jp/primary/
秋の冒険ツアー
~森の中でネイチャーラリーと火おこし丸焼き体験~
2019年11月3日(祝) 10:00~14:00
(9:40より受付開始)
森の達人になりたい人集まれ! 五感を使った冒険ツアーを一緒に楽しもう。食べるものだって自分で火をおこして、鳥の丸焼き料理を作るよ! ただし、おいしいものを食べたい人は、冒険ツアーに参加してゲームをクリアしなければならない! 森の中で与えられたミッションを家族や友達と挑戦しよう。
■場所 山中湖村営キャンプ場(山梨県南都留郡山中湖村平野506-296)
■参加料 大人1,500円 子ども(4歳以上)1,000円 3歳以下無料 *小学生以上は、 別途 キャンプ場使用料500円かかります。未就学児には大人の同伴をお願いします。
■持ちもの お弁当・飲み物・防寒具 *たき火でウインナーなど簡単に焼けるもの。温かい汁ものを用意しますので、おわんとお箸も忘れずに。
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申し込み
NPO法人富士山ネイチャークラブ(主催)
TEL 080−3623−3282<事務局>
Mail npo@fujisan-nature.com ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*安全には十分留意いたしますが、万一の場合には保険の範囲を超える保障はいたしかねますのでご了承願います。
どなたでも参加出来ます。 皆様のご参加をスタッフ一同、心からお待ちしています。
<イベント担当 関口、鈴木>
9月28日-30日の3日間、開智日本橋学園中学校2年生の「森のフィールドワーク(探究活動)」が富士山麓を舞台に実施されました。NPO富士山ネイチャークラブは昨年に引続き活動をサポートさせて頂きました。開智日本橋学園さんのフィールドワークの特徴は、“生徒主体”の「現地発見、現地解決型」の探究活動にあります。 「観察/疑問 ⇒ 仮説 ⇒ 検証 ⇒ 考察/発表」のプロセスを重視し、現地での「事実」に基づいた検証、考察が徹底的に貫かれます。
1日目はガイドウオークで森を観察しながら「疑問(テーマ)」を探ります。
宿舎に戻るとチーム(全27チーム)ごとに現地で抱いた疑問から本当に知りたいこと、検証してみたいことを徹底的に論議します。「これは本当に自分たちが知りたいテーマか?」 の自問自答を繰り返す。2.5時間の論議でもなかなかまとまらないチームも。しかし、徹底した論議の先に「本気で知りたいこと」が見えてきます。 「2時間、右往左往しましたが最後にストンと落ちました! みんなの気持ちが一つになりました」 と歓声を上げるチームも。 「シカの角研ぎは針葉樹/広葉樹のどちらを好むか」「スコリア土壌と溶岩台地の朴の木の違い」「キノコと自然環境との関係」などなど興味深いテーマが次々に提起されました。
テーマが決まると、明日の活動に向けて、「仮説を立て」、「検証方法」を立案します。21時には全てのチームが明日に向けた準備を完了しました。
2日目の午前は、早朝からそれぞれの疑問を解くための「検証活動」を現地で行いました。 「疑問」の対象をありありと観察し、データを集め、検証可能な状況まで追い込んで行きます。現地解決型探究活動の最も重要な場面であり、この活動の結果がその後考察に大きな影響を及ぼします。
昼食後、まとめ方について校長先生のご指導を頂いた後、いよいよ核心の論議が始まります。疑問に対して、「どのような検証を行ったのか」、その検証から「何を明らかにすることができたのか、まだ明らかにできていないことは何か」その結果「何が考えられるのか、その理由」 をまとめていきます。 まさに最後の踏ん張りどころです。とは言え、まとめに苦労するチームも続出。その時の打開策は「フィールドで確認した事実をありのまま整理してみよう」です。 事実を積み重ねて行くとそこに確信が持てる考察ポイントが必ず浮かび上がってきます。
まとめ作業に入る前、意気が高まるサポートスタッフ(控え室にて)
最終日(3日目)の発表会に向けて発表資料の作成完了までが今夜の命題。 発表資料の作成に当たっては聞く人の立場に立って「簡潔に、分かり安く」を徹底的に論議します。 21時ごろにはチームごとに創意工夫に満ちた発表資料が出来上がりました。
3日目は全27チームの探究結果の発表が行われました。「疑問」を解くために「個としてチームとしてどこまで本気で考えたか」が問われましたが、大勢は「やりきった!」ことを裏付けるように自信に満ちた発表(内7チームは英文での発表)が続きました。 事実に基づく検証、考察には説得力があり、大きな感動をもたらしました。
富士山麓の森を舞台に実施された「森のフィールドワーク」、生徒さん一人一人が持ってる力を精一杯発揮出来たと言えましょう。明日からでも「実社会」の具体的な問題解決に取り組めるのでは・・・・・そのようなことを予感させる3日間でした。3年生になる来年は、いよいよ舞台を都市に移して実社会に潜在する目に見えない疑問点を探究します。
<リポート 田中>
■1日目(9月8日) 「富士山五合目 御中道ハイク」
今回ご案内させて頂いたのは
中国各地の国際野外活動の団体の方々です。
小学生〜高校生向け日本ツアーのコンテンツ開拓のための視察ということです。
あいにく、台風15号が関東に接近してます。
富士山の標高2300mの『御中道』を無事にご案内出来るかと心配したのですが…
山梨側のスバルライン富士山五合目に到着すると、
山頂まで顔を出しています。
皆さま、テンションが上がります。
五合目の御中道
樹林帯や火山高原を
予定通り3時間ご案内いたしました。
途中で虹を見ることが出来ました。
中国でも、虹は吉祥だそうです。
中国には火山が無いんです。
だから、火山噴火のことを知りたい、というリクエスト。
火口付近の赤いスコリア(火山礫)に
皆さま感動されていました。
予定通り
12時の世界遺産センターでの合流から16時の解散まで、
正味3時間のツアーは無事終了致しました。
■2日目(9月9日) 「西湖コウモリ穴&樹海ハイク」
台風15号が富士山を直撃するかも、との予報もあったのですが、見事にそれてくれたので、当日は、富士山の見える西湖の湖畔からのスタートに変更しました。
湖と富士山の眺めで、皆さま、
やはりテンションが上がります。
その調子で青木ヶ原樹海をご案内すると、
木漏れ日の美しい樹海の様子に大変感動されていました。
火山がほとんど無いお国で、溶岩の上の森は大変珍しいようでした。
子供たち(学生)のツアーを行うには、宿泊施設は?お弁当はどうしてる?と
たくさんの質問を受けました。
言葉の問題以外には、なんの問題もないことをお伝えしました。
最後に
青木ヶ原樹海の代表的な溶岩洞穴である『西湖コウモリ穴』に入洞しました。
富士火山の作った造形の不思議さと奥深さに、感嘆の声を上げられていました。
予定通り
12時にツアーは終了致しました。
来年は、中国の子供たちにも
富士山の作った数々の自然をご案内して、感動して頂きたいと思いました。
中国の皆さま、
ありがとうございました!
<リポート 舟津川>
山中湖村営キャンプ場に元気元気な小学4年生が集いました。「ネイチャーラリー」は自然の中で生きていくために必要な課題をチームが協力して突破していく自然体験活動です。先人たちの暮らしをイメージしながら、人の能力(五感、運動能力、思考、チームワークなど)をフルに発揮します。
“食料をどう確保するか” “悪路の突破” “匂いの嗅ぎ分け” “ロープでの谷渡り” “自然界の異物の探し” “重さの感度” “暗闇での行動力” “丸太の川渡り”
などの課題ポイントをチーム一丸となって突破していきます。 簡単そうに見える課題もいざ挑戦してみるとなかなか突破出来ない関門もあり、子供たちの真剣な取組みが続きました。成功するまで絶対に次に進まない!と挑戦し続けるチーム、突破するためのアイデアをチームで真剣に話し合うチーム、他のチームと情報交換するチーム、サポートスタッフに突破のコツを尋ねるチーム、一度成功しても納得がいかなかったポイントを再挑戦するチーム、一度成功しても別の方法で再挑戦するチーム” などなど創造力をフルに発揮した活動が続きました。
制限時間の中で全16チームが全てのポイントをクリアー出来ました。
森の中での色々な体験活動は、人が生きていくために必要な原体験となります。頭を使い、五感を発揮し、運動能力を駆使し、チームワークで突破出来たときの歓声は子供たちの心に何か変化が生まれた瞬間だったに違いないでしょう。
武蔵野市立第五小学校4年生の皆さんの積極果敢な取組みに感動すると共に、これからも色々な体験を重ねて、大きく成長して欲しいと願いました。
活動の模様を写真でご紹介します。
サポートスタッフ
<リポート 田中>
附属浜松小学校5,6年生の“林間学校”が例年通り「朝霧野外活動センター」を拠点に実施されました。NPO法人富士山ネイチャークラブは、2日目(7月25日)に行われた「宝永山」「竜ヶ岳」「パノラマ台」コースの登山をサポートいたしました。梅雨が明けず雲の多い天候でしたが雨に降られることもなく無事登山が出来ました。この学校の子どもさんたちは、「積極、果敢な活動」が特徴で受け継がれた伝統とも言えます。今年も各コースで積極的な活動が輝いていました。その模様をリポートします。
■宝永山コース
宝永山コースには62名の子どもさんが参加しました。「富士宮口五合目→六合目→宝永第一火口底→宝永山」の往復コースを約5時間かけて歩きました。富士宮口五合目と宝永山の標高差は約280m。特に第一火口底からの急な登山道は大人でも大変です。しかし子どもたちはお互い声をかけ合って励まし合いながら、最後まで頑張って登り切りました。
宝永火口の大きさに只々驚く子どもさん、雲の隙間から時々覗く宝永山の姿に歓声をあげる子どもさん…それぞれの自由な想像力で宝永山登山を楽しんでいる様子でした。
日々遠くから眺める美しい富士山からは想像もつかない、富士山本来の荒々しい姿を直近に体感できたのではないでしょうか。ゴールに辿り着いた子どもたちの表情は満足感で一杯でした。<リポート 湯山>
■竜ヶ岳コース
竜ヶ岳組は30数名の子どもさんと「本栖湖キャンプ場→竜ヶ岳→端足峠→東海自然歩道県境」のコースを約6時間かけて歩きました。標高差は約600m、始まりの登山口からの登りが少し急なのでゆっくりとスタート。見晴台や石仏のあたりで本栖湖や樹海を見下ろしながら竜ヶ岳の山頂へ。山頂へは予定より少し早く着いたので、昼食をとって、たっぷり自然の中で遊ぶことができました。長引いた梅雨のため富士山は雲に隠れていましたが、みんな元気に登山を楽しみました。 <リポート 上岡>
■パノラマ台コース
パノラマ台コースは17名の子どもさんと「精進湖県営駐車場→根子峠→パノラマ台→烏帽子岳→本栖登山口→樹海→本栖県営駐車場」のコースを歩きました。登山道の岩肌(積層岩)からこの山が海底から隆起した山であることが観察出来ました。パノラマ台までの標高差は420m、根子峠までの登りが勝負となりましたが、子どもさんの頑張りで予定より早い時間にパノラマ台の頂上に立つことが出来ました。頂上からは残念ながら富士の頂を観ることは出来ませんでしたが眼下に広がる広大な樹海を観察することが出来ました。後半は烏帽子岳を越えて本栖湖登山口に下山、そこから樹海を経由してゴールの本栖湖県営駐車場に全員無事到着することが出来ました。<リポート 田中>